「SK ICT連合」が初の「グローバル戦略会議」...シナジー創出で不確実性を克服
「SK ICT連合」が初の「グローバル戦略会議」...シナジー創出で不確実性を克服
SKハイニックスとSKテレコム、SKスクエアなど「SK情報通信技術(ICT)連合」が初のグローバル戦略会議を開催した。グローバル経営環境が急変する中、SKのICT関連会社間のシナジー効果を創出するのが狙いだ。
「SK ICT連合グローバル戦略会議」は8、9両日、南部の済州(チェジュ)でパク・ジョンホSKハイニックス代表理事副会長兼SKスクエア副会長の主宰により開かれた。
パク副会長の発案により設けられた今回の会議には、ユ・ヨンサンSKテレコム兼SKブロードバンド社長、パク・ソンハSKスクエア社長、クァク・ノジョンSKハイニックス社長、ユン・プンヨンSK(株)C&C社長、パク・ジニョSKシールダス社長ら、ICT関連会社の経営陣が参加した。
米国、日本、中国、欧州連合(EU)、シンガポールなどの海外法人長9人も出席した。「SK ICT連合」は会議を毎年定例化する計画だ。
会議はパク副会長がテーマ別に進行。壇上で一緒に座った海外法人長や役員に様々な話題を直接投げかけてリレー討論する方式で行われた。主なテーマは、不確実なグローバル経営環境と地政学的リスクに対する対応策とICT関連会社間の協業方式などだ。
半導体事業に関連して国別リスクと機会要因を点検し、グローバル生産力の強化策を議論した。サーバー、モバイル、PCに続き、半導体の主要需要先として浮上している電気自動車、自律走行車など、自動車向け半導体市場のような、未来の核心成長産業に対する集中討論も行われた。
SKスクエアを中心にICT関連会社の投資能力の強化案も併せて議論した。急変する経営環境に敏感に対処する「スピード経営」を強化するため、SKハイニックスの最高経営陣会議体も事後報告を止め、問題を先導して解決する「問題解決型」会議体として運営することを決めた。
写真:パク・ジョンホSKハイニックス代表理事副会長兼SKスクエア副会長
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