韓国で唯一、「グローバル100大スタートアップ」に選定...Twelve Labs
Twelve Labsが「グローバル100大スタートアップ」に選定...韓国で唯一
人工知能(AI)ベースの映像検索ソリューション企業、Twelve Labs(トゥウェルブラボス)が、世界100大AIスタートアップ「AI 100」に、韓国企業で唯一、選定された。
「AI 100」は、グローバル市場調査会社のCBインサイツが2017年から技術の優秀性、投資誘致、話題性などを分析、世界の100大AIスタートアップを選定し発表しているものだ。「AI 100」は、平均1,500億ウォン(約150億9,500万円)以上の投資誘致や、グローバル企業からの企業合併・買収(M&A)など、大きな成果を上げた企業を対象に選定される。
2022年、世界100大AI企業には7,000社以上の企業が候補に挙がった。100大企業に入った国は合わせて10カ国のみだ。米国で73社、英国で8社、カナダで5社などとなっている。Twelb Labsは、2017年に医療AIを手がけるLunit(ルニット)、昨年に教育AIを手がけるRiiid(リード)が選ばれたのに続き、「AI 100」に選定された3社目の韓国企業となった。
Twelb Labsは昨年初めから、映像理解のAIを基盤とした映像検索ソリューションを提供している。Twelb LabsのAI映像検索技術は、視覚や対話などの脈絡をつかみ、精工な検索を可能にする。登場人物やテキストなど、さまざまな情報の検索や、複雑な検索ができる。
Twelve Labsのイ・ジェソン代表は、「『AI 100』の選定は、Twelve Labsが解決しようとしている問題が市場でも本格的に注目され始めていることを示すもので喜ばしく、責任を感じる」とし、「世界で最も強力な映像理解インフラを構築し、Twelve Labs独自の方式を定義したい」と話した。
また、これに先立ちTwelve Labsは昨年10月、マイクロソフト(MS)と国際コンピュータビジョン学会(ICCV)が主催する世界AI映像認識大会「バリューチャレンジ2021」の映像検索部門で優勝した。同年12月には、シリコンバレーのIndex Ventures(インデックス・ベンチャーズ)をはじめ、大規模な画像データベース「ImageNet(イメージネット)」の考案者で、米スタンフォード大学教授のフェイフェイ・リ氏、sendbird(センドバード)のキム・ドンシン代表など、世界的な投資会社や創業者、AIの専門家から60億ウォン(約6億290万円)規模の初期投資を誘致した。
写真:CBインサイツ選定「2022年AI 100企業リスト」
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