デジタルツインフォーラム、民間の産業エコシステム活性化の支援を強化
デジタルツインフォーラム、民間の産業エコシステム活性化の支援を強化
- 韓国内外の標準化研究拡大と加盟社の競争力強化のための協力体系構築
デジタルツインフォーラム(以下「フォーラム」)は今年のまとめを行い、過去2年間の成果を点検した上で、次年度はさらに積極的に活動を広げる予定だと13日、明らかにした。
2021年9月に設立したフォーラムはデジタルツイン関連の韓国内最高の専門家集団で、産業別デジタルツインの導入・拡散を主導し、韓国内外の標準化活動、エコシステム活性化などのため、細部分科を積極的に支援している。
産業界、学界、研究所からフォーラム活動に積極的に参加し、現在の主要分科を中心に様々な研究と事業化が進められている。最近、フォーラム幹事社のVAIVcompany(バイブカンパニー)は「海洋空間デジタルツインの適用と活用技術開発」事業の総括事業者に選定され、韓国海洋科学技術院、韓国海洋気象技術とともに「4D海洋デジタルツインプラットフォームの構築」を推進するなど、成果を上げている。
フォーラムでは企業の参加拡大を通じてデジタルツイン技術の多様性を確保し、様々な産業分野に連携できる事業化アイテムを発掘。7つのサービス・ドメイン分科(スマートシティ、スマート港湾、スマートビルディング、スマートファクトリー、スマートファーム、スマート安全、スマート国防)と2つの基盤分科(標準・法・制度、技術・ソリューション・プラットフォーム)をさらに拡大する予定だ。
フォーラムでは主要分科を中心に、国際標準5件、韓国標準2件が今年採択され、標準化研究にも拍車をかけている。標準化研究のため、韓国情報通信技術協会(TTA)を通じて「ICT標準化フォーラム」の事業に参加して支援を受けており、また来年は韓国内外の活動をさらに拡大し、核心技術の標準化と新技術の普及のために努力する計画だ。
それだけでなく、フォーラムでは共同学術大会とアイデア競争大会を開催し、デジタルツイン技術の底辺拡大にも努めている。
6月に韓国産業経営システム学会と共同で春季学術大会と国際シンポジウムを開催し、「デジタルツインとメタバース」のテーマでデジタルツイン技術の現在と未来について議論、今後の方向性について意見を交わした。11月には「デジタルツインサービスアイデア競争大会授賞式」を共同で開催し、一般部門4点、大学生部門3点のアイデアに対して賞状と賞金を授与した。
フォーラムの共同議長である江原(カンウォン)大学のオ・ヒョンスル教授は「大部分の産業分野でデジタル転換(DX)が急速に進み、不確実性がますます大きくなる中、デジタルツイン技術も公共、主要産業分野で最適な意思決定を積極的に推進していく」とし、「デジタルツイン技術の活性化のため、来年からはさらに多様な対外活動と企業の参加を促し、産・学・連・官研究を先導する役割を果たすスタートの年となるよう最善を尽くす」と話した。
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