[Geeks' Briefing] AIスタートアップの挑戦「故人をバーチャルヒューマンで再現」
[Geeks' Briefing] AIスタートアップの挑戦「故人をバーチャルヒューマンで再現」
韓国経済新聞のスタートアップに関するプレミアムメディアプラットフォーム、韓経Geeksが27日のスタートアップニュースをお伝えします。
Deep Brain AIがAIヒューマンサービスで両親の姿を具現化
両親を人工知能(AI)で具現化することにより、亡くなった後にも生前の姿のままの両親に会って会話できるサービスがリリースされる。Deep Brain AI(ディープブレインAI)が両親の姿をAIヒューマンとして具現化し、保管できる「Re;memory(リメモリー)」サービスを提供する。リメモリーサービスは、両親の顔と声、表情などをそのまま再現した人工知能(AI)ベースのバーチャルヒューマンソリューションだ。
中企部、20社をユニコーン予備軍に選定
中小ベンチャー企業部が韓国内の有望スタートアップ20社を「ユニコーン予備軍」に選定し、特別保証を支援する。ユニコーン予備軍の特別保証は、ユニコーン企業(企業価値1兆ウォン{約1,000億円}以上の非上場企業)に成長する可能性が高い会社に、技術保証基金が最大200億ウォン(約22億円)まで保証してくれる事業だ。
畜産物流通バリューチェーンのプラットフォーム「Jeongyookgak(ジョンユッカク)」や、動画撮影・編集サービスの開発業者「3i(スリーアイ)」などが選ばれた。
H·Robotics、「素材・部品・装備専門企業」認証取得
ロボットヘルスケアスタートアップのH·Robotics(エイチロボティクス)は韓国産業技術評価管理院(KEIT)から「素材・部品・装備専門企業」の認証を取得した。2018年に設立されたH·Roboticsは、自宅で使用できるリハビリロボットと遠隔リハビリのプラットフォームを作っている。手首、足首の関節リハビリ器具「Rebless(リブレス)」などが代表的な機器だ。昨年10月には、シリーズBで120億ウォン(約13億円)を調達した。
CareMind、2022インテリジェンス大賞受賞
デジタルヘルスケアスタートアップのCareMind(ケアマインド)が、韓国知能情報システム学会が主管する「2022インテリジェンス大賞」で知能型製品団体部門の電子新聞社長賞を受賞した。CareMindは患者である利用者が直接生成したデータを元に、人工知能(AI)で回復率と副作用の危険度を算出する技術を開発した。AIベースの予後予測、主治医の非対面型相談などのサービスが提供可能だ。
Butfit Seoul、31億ウォンの追加資金調達
グループ運動プラットフォームのButfit Seoul(バットフィットソウル)が、31億ウォン(約3.3億円)の追加資金を調達した。累計投資額は計76億ウォン(約8億円)だ。
今回の投資にはBA Partners(BAパートナーズ)、Com2uS(カムツス)系列のベンチャーキャピタルのCRIT Ventures(クリットベンチャーズ)、Bokwang Venture Capital(ボグァンベンチャーキャピタル)などが参加した。
2017年に設立したButfit Seoulは、「Butfit Ground」というフィットネスセンター専用アプリを運営している。昨年、ソウルの道谷(トゴク)、駅三(ヨッサム)、良才(ヤンジェ)など江南にある3カ所のフィットネスセンターを買収した。
SOCAR、業務用長期レンタル商品を正式発売
モビリティプラットフォーム企業SOCAR(ソカー)が、1ヶ月単位で契約可能な業務用長期レンタル商品「SOCARビジネスプラン」を正式発売した。SOCARビジネスプランは、会社専用のSOCARを契約すれば自由に利用できる月単位のレンタル商品だ。
1ヶ月からでも契約可能で、法人、地方自治体だけでなく、個人事業主と小規模事業主も利用が可能だ。いつでもどこでもSOCARアプリで予約後、現物の車の鍵が無くてもスマートフォンだけで移動を開始することができる。
Sandbox Network、ROBLOX公募展開催
Sandbox Network(サンドボックスネットワーク)がメタバースクリエイターの生態系活性化のために、合計1,200万ウォン(約130万円)規模の賞金をかけてROBLOX(ロブロックス)創作マップを公募する。今回の公募展は、青少年(中・高校在学生)および成人なら誰でもチーム、個人単位で参加できる。応募テーマは自由で、受付期間は来月28日まで。受賞作の発表は9月19日だ。合計17チームに授賞し、対象受賞者には500万ウォン(約53万円)が与えられる。
「Team Monolith」、MashUp Angelsから資金調達
コーディング教育学習管理システム(LMS)ソリューション「Codle(コードル)」を運営するTeam Monolith(チームモノリス)が、初期スタートアップ専門の投資会社「MashUp Angels(マッシュアップエンジェルス)から初期投資金を調達した。
Team Monolithは、入試コンサルティングとソフトウェアが融合した教育アカデミー「JGWスタジオ」を運営した経験があるオム・ウンサン、チョン・ジョンヒョン代表が起業した会社だ。Codleは、中・高校および教育機関で学級単位のコーディング授業進行を支援する、Webベースの教育環境ソリューションだ。
ZEP、メタバース内に「投げ銭」機能を追加
メタバースのスタートアップ、ZEP(ゼップ)が自社のメタバースプラットフォームZEPに「投げ銭」機能を追加した。 「投げ銭」機能は、ZEPの貨幣であるZEMをプレゼントできる機能だ。ホストとゲストを問わず、お互いに「投げ銭」が可能なのが特徴だ。
クリエイターたちはZEPでライブ放送とゲームを行い、投げ銭によって視聴者やファンとコミュニケーションしながら収益を創出できる仕組みを作ったと会社側は説明した。
AD(X)がGoogle公式認定パートナーGCPPに選定
アドテック企業の「AD(X)」(アドエックス)が、Googleが認定パートナーとして認証する、GCPP(Google Certified Publishing Partner)に選ばれた。AD(X)は2019年にGoogle AdMob(Google AdMob)のリセラーとして多重顧客を管理する資格であるMCM(Multi customer management)を取得した。また、企業向けチャットソリューション「TalkPlus(トークプラス)」をAmazonウェブサービスのマーケットプレイスに登録した。
Caredoc、Dongbaek Spring County XiとMOU締結
シニアケアのプラットフォーム企業、Caredoc(ケアドック)がシニアタウン「Dongbaek Spring County Xi(ドンベク・スプリングカウンティ)」と提携する。京畿道龍仁市東白区のDongbaek Spring County Xiは、満60歳以上のお年寄りのための公共施設やコミュニティを多様に備えたシニアタウンだ。
Caredocは今回のMOUを通じて、団地内に「Spring County介護センター」を設置し、入居者を対象にシニアケアサービスを提供する予定だ。
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