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スタートアップ支援イベント続々開催…AC・保証機関が我先にと参入

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スタートアップ支援イベント続々開催…AC・保証機関が我先にと参入

 韓国経済新聞のスタートアップに関するプレミアムメディアプラットフォーム、韓経Geeksが12日のスタートアップニュースをお伝えします。


前進するディープテックスタートアップ 

スタートアップのアクセラレータ(AC)であるBluepoint Partners(ブルーポイントパートナーズ)が、ソウル漢南洞(ハンナムドン)に位置するブルースクエア・マスターカードホールで、「Bluepointデモデー9 ディープインパクト」を開催した。新型コロナウイルスの影響により、3年ぶりにオフラインでの開催となったこの日のイベントには、1,000人以上の人が参加した。Bluepointは今後の危機を「環境・デジタル転換・産業・住居」の4つに分類した。Wemeet(ウィーミート)、LabNote(ラボノート)、QuantumCat(クアンタムキャット)など12社のディープテックスタートアップが参加した。

 

技術移転契約 5,000件達成 

技術保証基金が「オープン型技術革新事業」を通じて、5,000件以上の技術移転契約を仲介したと明らかにした。オープン型技術革新支援事業は、技術移転の仲介を通じて、独自の技術開発が難しい中小企業が技術力を強化できるように支援する事業だ。2014年に始まったこの事業は、9月までに5,011件の技術移転契約を仲介し、合計4,609億ウォン(約473億円)に至る知的財産権買収の保証を行っている。

 

Koditもスタートアップを支援 

Kodit(信用保証基金)が「2022信用保証基金起業コンテスト」に参加するスタートアップを公開募集する。今年で14回目を迎えるこのコンテストは「Be a ★STAR+ UP!」をキャッチフレーズとして掲げた。未来戦略産業関連の重要技術を保有し、起業3年以内の初期スタートアップおよび起業予備軍を対象に選抜する予定だ。受付は11月10日まで行われる。選ばれた企業は別途審査を通じて、Koditの保証、投資、保険など金融支援が提供される。

 

デザインメタバース・ジョブフェア開催 

産業通商資源部と韓国デザイン振興院が「2022デザインメタバース・ジョブフェア」を開催する。デザイナーと優良企業をマッチングしてくれるプログラムだ。10月13日から14日まで行われる今回のイベントは、デザイン分野の人材支援事業では初めてのメタバース形態で行われる。 「NAVER ZEP(ネイバーゼップ)」のプラットフォームを通じて、仮想空間で企業の人事担当者とリアルタイムの相談ができる。中堅・中小製造企業や有望なテック企業39社が参加する予定だ。

 

Kised 支援事業の成果を水増しか

Kised(創業振興院)が、ここ数年のスタートアップ支援事業の成果を水増ししたという指摘が出ている。 ソウル経済は、民主党のホン・ジョンミン議員からKisedの「窓口プログラム」成果指標の現況を入手し、その結果、参加企業が別途外部から調達した金額をKisedの投資成果に加えたと伝えた。Kisedは、3年間調達した合計投資金額を1,009億ウォン(約102億円)と集計したが、企業が外部で調達した資金がこれに含まれているという指摘だ。

 

釜山のスタートアップ代表たちが集まる 

釜山商工会議所は釜山のウェスティン朝鮮ホテルで、「次世代企業人とスタートアップのイノベーションミートアップ(meet-up)フェスティバル99℃」を、次世代企業人クラブである釜山創造経済革新センターと共同で開いた。テーマは、未来の地域経済をリードする次世代企業人とスタートアップ間のネットワーキングだ。99℃の意味は、沸点に足りない1℃を地域企業の支援で補い、創業生態系を活性化するという抱負だ。

 Rememberの新しいロゴ(BI) /Drama&Company提供


Remember BIをリデザイン 

名刺管理サービス「Remember(リメンバー)」の運営会社Drama&Company(ドラマ&カンパニー)が新しいロゴ(BI)を公開した。BIは、「チャンスの扉」を形象化した四角形に新しいシンボル「R」を適用した。会社員がRememberに加入すれば、多様なチャンスに出会えるという趣旨が込められている。アプリのアイコンは、名刺を形象化した長方形のデザインを無くし、RememberのRのみを使って単純化した。カラーは従来の黒と白の組み合わせにオレンジ色を加えた。

 

Pemtron IPOを本格化 

3次元(3D)検査装備企業であるPemtron(ペムトロン)が先月、金融委員会に証券申告書を提出後、本格的なKOSDAQの新規上場(IPO)手続きに突入したと発表した。Pemtronは、3Dの精密測定・検査技術をもとに、電子製品の組立工程を検査する装置を開発している。3D先端光学設計技術、上下面同時検査ソリューション、半導体ハンドラ技術などを通じて、多様な製品を保有している。

 

1,800人がソフトウェア開発者として就職に成功 

コーディング教育のスタートアップCODE STATES(コードステイツ)は現在まで、自社教育システムを通じて輩出された教育生のうち1,828人が就業に成功したと明らかにした。就職率指標は80%を少し超える水準だ。専攻別では今年上半期の集計基準でみると、教育生の85%以上がコンピュータ工学を専攻しておらず、最終学歴が高校卒業の場合も全体の21%に達する。

 

スタートアップモンスター成功裏に終了 

LG CNSが、スタートアップ支援プログラム「スタートアップモンスター」に、SELECT STAR(セレクトスター)、Voinosis(ボイノシス)など、支援対象の企業7社を選抜した。2018年から今年で5回目となるこのプログラムは、LG CNSのオープンイノベーション戦略の一環だ。技術が基盤となるスタートアップの支援策で、未来の戦略的パートナーを早期に確保するという目標だ。選抜されたスタートアップには6ヶ月間の新技術検証(PoC)と、LG CNSの顧客企業にソリューションを提案できる機会、更に1億ウォン(約1,000億円)の支援金が提供される。

 

「Gbsaのオフィスに入居しませんか?」 

Gbsa(京畿道経済科学振興院)は、京畿道城南市第1板橋テクノバレー内の「スタートアップキャンパス」に入居を希望する企業や機関を募集すると明らかにした。スタートアップ、起業家、スタートアップ支援目的の機関又は団体、スタートアップアクセラレータなどが対象である。Gbsaには2020年までに1,300社余りの企業が入居している。オフィス空間は30坪台から最大130坪台まで、入居可能期間は最長で2024年までだ。


 トップ画像:Bluepoint Partners(ブルーポイントパートナーズ)のイ・ヨングァン代表(写真)が、Bluepointデモデー9 ディープインパクト」で発表している様子。 /Bluepoint Partners提供

韓経Geeks

/media/韓国経済新聞
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