EVR STUDIO、Cheilと「メタバース」約17億円投資締結
EVR STUDIO、Cheilと「メタバース」170億(約17億円)投資締結
Cheil(チェイル企画)(代表取締役社長ユ・ジョングン)は、メタバース分野の専門企業であるEVR STUDIO(EVRスタジオ)(代表キム・ジェファン、ユン・ヨンギ)と170億規模(約17億円)の投資協約を締結し、メタバース向けのデジタル機能強化に乗り出す。
EVR STUDIO(以下「EVR」)は2016年設立以来、メタバース向けの技術を重点的に研究開発してきた企業で、メタバースの核心技術であるデジタルヒューマンとデジタル仮想空間の制作において卓越した技術力を保有している。
世界的なゲームコンテンツとハリウッド映画のVFX(視覚特殊効果)を担当した専門人材など、テック人材が全社員の約80%を占めている。
EVRは、このようなメタバースの核心技術と世界クラスの専門家の力量を基盤に、デジタルヒューマン、メタバース空間構築、実感型コンテンツなど多様な事業を進めている。
代表的には、デジタルヒューマン分野で韓流スターのキム・スヒョンを起用したデジタルヒューマン事業を皮切りに、デジタルアイドル、仮想インフルエンサーなど映画や広告、ゲームなどに活用できる多様なデジタルヒューマン制作プロジェクトを推進している。
実感型コンテンツの場合、昨年7月フランスの首都パリのユネスコ本部で開かれた展示会で映画「パラサイト 半地下の家族」のVRコンテンツを披露した。この他にも、澗松(ガンソン)美術館をモチーフにした「葆華閣(ポファガク )VR」、世界初の4DX VR映画「記憶に会う」などを製作した。
また、会社が保有する多様なスキルを融合し、ウェブ漫画「ムダン」のIP(知識財産権)をベースにしたゲーム制作も進行中だ。
Cheilは今回の投資を通じて、EVRと技術及び情報交流などの先行研究を実施し、メタバース向けコンテンツ中心のビジネスモデルを具体化する計画だ。今後は、AIベースのブランデッドヒューマン、インタラクティブコンテンツ、バーチャルスタジオなどの新規サービスを広告主に提供する方針だ。
Cheil関係者は「グローバル広告市場がメタバースコンテンツ市場を中心に急激に成長している状況の中で、今回の投資によりCheilのメタバース向けコンテンツ制作の力量が強化されることが期待できる」とし「今後もメタバースなどデジタル新事業の成長のために、国内外投資を継続的に推進する計画だ」と話した。
写真〈Cheilのユ・ジョングン社長(左から二番目)がEVR STUDIO経営陣と投資および事業協力の締結式で記念撮影をしている。(左からCheilのチョン・ホング経営支援室長、Cheilのユ・ジョングン代表取締役、EVR STUDIOのキム・ジェファン代表、EVR STUDIOのユン・ヨンギ代表)〉
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