ニュース

東南アジアでもカカオTでタクシー・バイクの配車可能に

アイキャッチ
目次

東南アジアでもカカオTでタクシー・バイクの配車可能に

  • kakao mobility、Splytと提携
  • モビリティローミングサービスを公開
  • ベトナム・シンガポール・タイ・フィリピン・マレーシア・ インドネシア・ カンボジアで利用可能

今後、東南アジアでもカカオTアプリでタクシー、バイクなどを配車できるようになった。

kakao mobility(カカオモビリティ) は、グローバルモビリティ仲介プラットフォームのSplyt(スプリット) と提携を結び、東南アジア7カ国でカカオTアプリを使って現地サービスを利用できる「モビリティローミングサービス」を開始すると12日発表した。今月19日からサービスは利用可能だ。Splytは東南アジア最大のモビリティサービスであるGrab(グラブ)をはじめ、Lyft(リフト)、Careem(カリーム)、Cabify(キャビファイ)、LeCab(ルキャブ)などの車両配車ネットワークを保有している。

今回の提携により、ベトナム、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、インドネシア、カンボジアで別途アプリをインストールする必要なく、カカオTアプリでタクシー、Grabカー、バイクなど現地モビリティサービスを利用することができる。

カカオTアプリで配車アイコンを選択した後、ハングルで出発・到着地を入力し移動手段を選択するという流れだ。運転手とのコミュニケーションが可能なように、リアルタイムで自動翻訳してくれるメッセンジャーと現位置の写真転送サービスなどの機能も提供する。

利用金額は、国別の移動手段運賃にローミングサービス利用料が合算された金額で策定される。ローミングサービス利用料は一般的に、1配車あたり300~700ウォン(約30~70円)水準だ。決済はカカオTアプリに登録された国内専用カードで決済できる。キャリア決済も可能だ。

kakao mobilityのシン・ドンフンMaaS事業室長は「東南アジア7カ国のローミングサービス拡大を通じて、国内利用者の移動範囲を海外に広げることはもちろん、カカオTがグローバルモビリティプラットフォームに成長する土台になった。」と話した。


原文:https://www.hankyung.com/it/article/202205129886i

/media/韓国経済新聞
記事を書いた人
韓国経済新聞

KEDGlobalは、読者たちが関心を持ちながらも接近できなかった韓国企業、資本市場、マクロ経済に関するニュースと高度な情報を海外読者の目線に合わせて伝えるプレミアムな多言語経済メディアです。 韓国のビジネスコミュニティと世界をつなぐグローバルメディアプラットフォームを目指します。