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薬局の錠剤カウント・包装検品の手作業をデジタル化|#Let'sスタートアップ

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【#Let'sスタートアップ】 薬局の錠剤カウント・包装検品の手作業をデジタル化

Medility(メディリティ)

「繰り返される退屈な単純労働のデジタル化により、薬剤師が薬を製造し、患者をケアする本来の業務に集中できるように支援したいと考えています」 

Medility(メディリティ)のパク・ソンオン代表(写真)は最近、毎日経済と会い、会社のビジョンについてこのように強調した。彼の起業では、薬剤師として自らが感じた苦悩が役に立っている。

これまで薬剤師は、手作業で錠剤の数を数え、包装がきちんと行われているかどうかを目で確認しなければならなかった。これに伴い、Medilityは2020年12月にビジョンAI技術ベースのピルカウントサービス「Pilleye(ピールアイ)」を発表した。スマートフォンで撮影すると、最大1000錠の錠剤を99.99%の精度で数えることができる。

Pilleyeは、特別な宣伝やマーケティングを行わず、リリース1年で15万人以上の薬剤師を顧客として確保した。

Pilleyeは反響に支えられ、最近、様々なデータ学習で認識率をさらに高度化し、月1万ウォン(約1000円)台の有料サービスへと変身した。パク代表は「カナダの薬局における向精神薬管理のためのテストも終えた」と伝えた。

Medilityは今後、製造薬包装検査機としてサービス領域を拡大することを目標としている。

薬を調剤する過程で、しばしば薬が割れたり、処方箋と異なる数や種類の薬が含まれるケースが発生する中、患者の被害へは薬剤師が全責任を負う状況である。

Medilityはこれを改善するために、医薬品自動包装機に取り付け、物理的に複数の包に繋がれた薬がきちんと包装されたかどうかを確認するソリューションを準備している。パク代表は「既存の医薬品自動包装機器のエラー確率は1.5%程度だが、医薬品の重要度を考慮すると、100個中1個のエラーも許されない」と説明した。今年上半期中に薬局の医薬品在庫管理ソリューションのリリースも準備している。既存の錠剤カウンティングソリューションを取り入れ、デジタル化された在庫情報を基に自動的に注文を処理し、最適な在庫を管理できるソリューションである。

パク代表は「韓国を超え、世界中の薬剤師が集まっているだけに、彼らにサービスを提供できる一種のコミュニティ性プラットフォームとしてサービスを発展させられると思う」と抱負を述べた。


原文:https://www.mk.co.kr/news/it/10638488

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