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ヘルスケアスタートアップAlgocare、「Algocare at Work」をローンチ

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ヘルスケアスタートアップAlgocare、「Algocare at Work」をローンチ

  • ESGブームで注目されている健康経営
  • 人工知能が個人の体調を分析してサプリメントをリアルタイムで提供

最近、ESG経営が話題になり、健康経営への関心が高まる中、社員一人一人に合った栄養管理ができるサービスが登場し、注目を集めている。

人工知能を基盤とするヘルスケアスタートアップのAlgocare(アルゴケア、チョン・ジウォン代表)が、企業向け栄養管理サービスである「Algocare at Work」を公式ローンチしたと20日明らかにした。

Algocare at Workは、Algocareが独自に開発した栄養管理ソリューションNaaS(Nutrition-as-a-Service)をベースに、パーソナライズ栄養管理を提供する企業向けサービスだ。NaaSは、同社の詳細商品である ▲Algocare AI ▲Algocare ニュートリションエンジン ▲Algocare ニュートリションボトル ▲Algocareアプリなどで構成されている。

同サービスは、Algocareのヘルスケア人工知能がユーザーの健康状態を分析して必要な栄養成分と用量を計算し、ディスペンサーで決まった時間にパーソナライズサプリメントを提供するという方法をとっている。ユーザーはモバイルアプリを通じて、ディスペンサーの管理と健康状態の追跡管理を行うことができる。

Algocare AIは、健康状態の分析および必要な栄養成分の計算に使用されている。Algocareが3年間の研究を通じて開発したヘルスケア人工知能だ。合計3千件以上の関連論文を検討し、5万件以上の薬物分析および7千人以上の実験対象を考慮して作られた。Algocare ニュートリションエンジンは、個人に合ったサプリメントを組み合わせて提供してくれるサプリメントディスペンサーだ。「カプセル式コーヒーメーカー」のように、4mm以下のプレミアムサプリメントが入ったカートリッジ、Algocare ニュートリションボトルを本体にセットするのだ。現在、10種類のカートリッジが発売されており、単一成分としては27種類の成分を含む。Algocare アプリは、このような過程で出てくるデータを統合管理できるモバイルアプリだ。

Algocareは、Algocare at Workのローンチに伴い、既存のサプリメントディスペンサーの新バージョンである「Algocare ニュートリション エンジン プロ1」を同時に公開した。同社は、サプリメントディスペンサーで3年連続CES革新賞を受賞しており、正式発売前から韓国の大手企業からラブコールを受けている。

Algocareは新バージョンのディスペンサーを導入し、今回ローンチしたAlgocareでより高度化されたサービスを提供する予定だ。Algocareのチョン・ジウォン代表は、「現代人の食習慣の特性上、ほとんどの会社員が基準値より高いカロリーを摂取しており、必要な栄養素を十分に摂取できていない」とし「健康経営に対する関心が高まる中で、社員が職場内で専門家レベルの栄養管理を受けられるようにしたかった」と明らかにした。

一方、Algocareはソウル法学部とソウル大学ロースクールを卒業した弁護士出身のチョン・ジウォン代表が、2019年に設立した人工知能基盤のヘルスケアサービスを提供するスタートアップだ。韓国内外で初めて、人工知能を活用したリアルタイムのパーソナライズ栄養管理ソリューションを開発している。企業目標は、すべての人がそれぞれの体調に合った組み合わせの栄養素を摂取することだ。


画像提供=Algocare

原文:https://mirakle.mk.co.kr/view.php?sc=51800012&year=2023&no=215511


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