AMAZEVR、SMエンタとグローバルVRコンサート「ジョイントベンチャー」設立
AMAZEVR、SMエンタとグローバルVRコンサート「ジョイントベンチャー」設立
- SM子会社 STUDIO KWANGYAとJV設立
- アメリカポップスター メ―ガンスリースタリオンVRコンサート制作
- 韓国内外でシリーズB資金調達中
VRコンサートプラットフォーム企業AMAZEVR(アメイズVR)がSMエンターテインメント(以下SM)とグローバルVRコンサート製作会社ジョイントベンチャーである「スタジオA(仮称)」を設立する。
ジョイントベンチャーは、AMAZEVRが保有するVRコンサート制作ツールを基に、SM所属アーティストなどK-POPアーティストとともにグローバルアーティストのための没入型VRコンサートを制作することになる。
VRコンサートプラットフォーム企業AMAZEVRは、SMの子会社であるSTUDIO KWANGYAとグローバルVRコンサート製作会社ジョイントベンチャーであるスタジオA(仮称)を設立すると11日明らかにした。STUDIO KWANGYAはSMのメタバースコンテンツ制作スタジオである。
SMはアーティストの活動に仮想現実を融合する事業を着実に進めている。今回のジョイントベンチャー設立を通じて、VRメタバース環境でもアーティストたちとK-POP全般にわたる多様なコラボレーションを披露する計画だ。
代表的にSMの新しいガールズグループaespaは現実世界とメタバースの両方でデビューした。彼らは2022年6月初めにワーナーレコードと契約を結び、コーチェラ2022で彼らの最初のアメリカライブショー公演を披露するなど米国市場に積極的に進出している。
AMAZEVRは自社開発したVRコンサート製作ツールをジョイントベンチャーに提供し、会社がグローバル最高レベルのVRコンサートを効率的に製作できるようにする予定だ。
対応するVRコンサート制作ツールには、AMAZEVRの自作3D VRカメラと映像処理ソフトウェア、アンリアルエンジンベースのVR視覚特殊効果(VFX)技術、AI技術などが含まれている。ジョイントベンチャーで制作されたコンテンツは、AMAZEVRのVRミュージックメタバスサービスとSMのVRメタバスサービスを通じて独占配信される。
SM共同代表のイ・ソンス氏は「AMAZEVRの業界最高技術とVRコンサート制作ツールを通じたメタバスコンテンツ市場への進出を期待する」とし「SMはメタバス市場に大きな関心を持っており、この市場が所属アーティストたちに機会になるだろう」と述べた。さらにこの代表は「SMとアメイズVRはメタバースコンサートが次の段階の音楽になるというビジョンを共有している」と付け加えた。
AMZEVR共同代表のアーネスト・リー(Ernest Lee)氏は、「新しいパートナーシップを通じて、多くのK-POPアーティストはもちろん、他のアジアアーティストや会社と一緒にやろうと考えるのにとても期待される」とし、「K-POPアーティストは世界的な音楽産業に大きな影響を与え、観客にユニークでエネルギーあふれるパフォーマンスをプレゼントした。こらから私たちは超現実的なVRコンサートを観覧することになるだろう」と述べた。
AMAZEVRは今夏アメリカで、「2021グラミーアワード」3冠王を占めた人気ポップスターであるメ―ガンスリースタリオンと「Enter Thee Hottieverse」VRコンサートツアーを行って、ロサンゼルス・サンフランシスコ・シカゴ・ダラス・ニューヨークなど米国10都市で革新的なVRパフォーマンスでファンを魅了した。
今回のパートナーシップを通じて、AMAZEVRは様々なアーティストと共にVRコンサート制作を拡大し、コンテンツ多様性を確保することが期待される。彼らの最終目標は、世界中のファンが彼らのVRミュージックメタバースプラットフォームを通じてお気に入りのアーティストにさらに近づけるようにすることだ。
AMAZEVR共同代表のイ・スンジュン氏は「SMとのジョイントベンチャー設立を通じて超大型K-POPアーティストたちのVRコンサートを提供する」と明らかにした。「ファンは自分の好きなアーティストにこんなに親密で個人的な方法で会った経験がなかっただろう。遠くない未来にファンが中心となる舞台で、より多くのアーティストの公演を没入感のあるように楽しめる時代が来るだろう」と付け加えた。
AMAZEVRは、ファンとアーティストがこれまで以上に近づくことを可能にするVRコンサート制作および流通プラットフォーム企業である。
Kakao初期メンバー4人が2015年に創業したスタートアップでロサンゼルスに本社を置いており、ソウルにも子会社を運営している。AMAZEVRは、自社製VRカメラ、アンリアルエンジンベースのVFXパイプライン、AIモジュールなど独自の技術を活用して、超現実的な空間内でアーティストたちが目の前にあるような経験を実現する。
今年4月から米国ユーザーを対象に有名アーティストのVRコンサート体験を本格的に提供し始めた。2021年に合計1,500万ドル(約20億円)規模のプレシリーズB投資を終え、現在韓国でシリーズBラウンドを資金調達中だ。
原文:https://mirakle.mk.co.kr/view.php?sc=51800012&year=2022&no=610245
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