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AI顧客フィードバック分析「syncly」運営会社Deep BlueDot、SoftBank Venturesなどから35億ウォンのシード資金調達

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AI顧客フィードバック分析「syncly」運営会社Deep BlueDot、SoftBank Venturesなどから35億ウォンのシード資金調達

生成AI基盤の顧客フィードバック分析SaaS「syncly(シンクリー)」の開発会社Deep BlueDot(ディープブルドット)が35億ウォン(約3億5,700万円)規模のシード資金調達をした。今回のシードラウンドはSoftBank Ventures(ソフトバンクベンチャーズ)がリードし、500 Global(500グローバル、旧500スタートアップ)、Fast Ventures(ファストベンチャーズ)とsendbird(センドバード)のキム・ドンシン代表が共に参加した。

Deep BlueDotは、韓国の技術スタートアップ最大規模の海外M&Aとして、2019年に2,300億ウォン(約234億9,000万円)で米国のCognex(コグネックス)が買収したSUALAB(スアラボ)の共同創業者と初期メンバーが米シリコンバレーを基盤に立て続けに創業したスタートアップだ。

synclyはDeep BlueDotが運営するAIベースの顧客フィードバック分析ソリューションで、企業はsynclyのプラットフォームを通じて様々なチャネルの顧客フィードバックを統合管理することができる。それだけでなく、個々のフィードバックを反映する際の予想効果と製品開発、サービス改善に対するインサイトも提供される。

synclyは、メール、ビデオ会議、チャンネルトークなど様々なチャネルから入ってくるデータから得たインサイトを即座に視覚化し、顧客体験の拡大に必要な製品的・運用的な示唆を導き出す。現在、synclyの顧客のうち90%は米国内のテック企業だ。これらの企業は、製品を中心に顧客誘致、リテンション、アップセリングを達成しようとする「製品主導の成長」に焦点を当てているという特徴がある。製品主導の成長は、シリコンバレーのテック企業の新しい成長として定着している。製品主導の成長方法論を適用している企業の総市場価値は約890兆ウォン(約90兆9,043億3,300万円)に達し、フォーブス(Forbes)が選定した全世界Top Cloud 100企業の61%がこれを適用している。Deep BlueDotのイ・ドンヒ代表理事は、「毎月数千件ずつ収集される顧客とのメールやフィードバックなどを体系的に管理・分析し、会社の成長とアラインさせることがsynclyの目標だ」とし、「synclyを通じて営業、顧客サービスおよび製品チームが成長に集中できるアジェンダをデータベースで素早く把握できるようサポートしたい」と意気込みを語った。

今回の投資をリードしたSoftBank Venturesのチェ・ドンオン責任者は、「2010年代以降、グローバルB2Bソフトウェア市場がSaaSというキーワードを中心に急速に成長し、持続的なコミュニケーション分析を通じた顧客管理の重要性も高まってきた」とし、「Deep BlueDotは、グローバルExitの経験を持つ連鎖的な創業チームとして、顧客とAI技術に対する高い理解を備えた優れた資質のチームだ」と話した。

また、現在、プライベートベータサービス中の「syncly」は韓国語もサポート可能で、ホームページから申請することができる。

原文:https://mirakle.mk.co.kr/view.php?sc=51800015&year=2023&no=353499

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