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LG U+・kakao mobility、電気自動車充電事業に本格進出

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LG U+・kakao mobility、電気自動車充電事業に本格進出

LG U+(エルジーユープラス)とkakao mobility(カカオモビリティ)が、電気自動車充電事業のための合弁会社(Joint Venture)を設立し、電気自動車充電事業に本格的に進出する。

両社は7月中に公正取引委員会に合弁法人設立のための企業結合審査を申請する計画だ。その後、社名とブランド名、事業戦略および方向性を樹立し人材を確保するなど、会社設立手続きを終える予定だ。LG U+50%+1株、kakao mobilityが50%の持分を保有することになる。

LG U+とkakao mobilityは、内燃機関が電動化・デジタル化に急速に転換する中、まだ明確な市場先導事業者が現れない「春秋戦国時代」に、電気自動車充電サービスの競争力を強化し、先導的な地位を占めるという戦略だ。

ここ数年、電気自動車普及拡大のため、政府支援政策と産業技術の発展により、電気自動車の利用者は急激に増加する傾向にある。実際、国土交通部によると、2022年だけでも16万4000台が新規登録され、その年の末時点で韓国電気自動車数は約39万台を記録、2030年末までに合計420万台を突破すると予想されている。

これに伴い、電気自動車充電市場も「ブルーオーシャン」として浮上し、急速に成長している。環境省は2030年までに123万台以上の充電器を普及するという目標を設定した。また主要大企業は、電気自動車充電を未来への道として位置づけ、充電専門企業を買収したり、独自のサービスを実施するなど、積極的に市場に参入している。

一方、電気自動車充電インフラの拡充速度は、電気自動車市場の成長速度に追いついておらず、電気自動車普及の最大の障害となっている。それだけでなく、不十分な充電器の運営・事後管理と破片化された充電インフラによる既存充電所の効率性問題も、利用者の大きな不満であると指摘されている。

LG U+とkakao mobilityは「必要な時にすぐに便利に充電できる顧客経験」および「安全・パーソナライズなど、従来にない新しい価値」の提供を目指し、両社の能力を結集し、不足している電気自動車充電インフラを拡充、政府の2050年カーボンニュートラル(net-zero)達成に先駆ける方針だ。

これまで両社は、電気自動車充電事業の拡大を目指し、人的・技術的能力を強化してきた。

LG U+は今年初め、電気自動車充電サービス「VoltUp(ボルトアップ)」をリリースしたのに続き、LG HelloVision(ハロービジョン)の電気自動車充電サービス「Hellプラグイン」を買収、サービスを一元化して運営し、両社の能力を合わせた。

kakao mobilityは、2021年KakaoNavi(カカオナビ)アプリで電気自動車充電サービスを発表して以来、簡単決済、充電器の位置検索、充電器の使用履歴のリアルタイム通知、充電器の状態表示など、スマート機能を持続的に拡充し、アクセス性と利便性を拡大してきた。

今回の合弁会社設立により、国家基幹産業である通信サービスをいつでもどこでも途切れることなく利用できるようにしたLG U+の全国規模のインフラ構築・運営能力と、「KakaoT」と「Kakaoナビ」などkakao mobilityの韓国代表MaaS(Mobility as a Service)プラットフォームの運営ノウハウを結集することができるようになり、充電インフラ運営管理、プラットフォームと連携した便利サービスなど、シナジー効果が大きいと期待される。

LG U+ファン・ヒョンシク 代表は「まず、電気自動車充電インフラ拡充が最も急務とされている集合住宅市場に集中してサービスカバレッジを迅速に確保し、顧客経験の革新を通じて顧客ロイヤリティを高めていきたい」とし、「これにより、充電サービスエコシステムと運営プラットフォームを先導的に確保し、今後V2G・V2X市場で需要と供給を最適化する”スマートエネルギープラットフォーム”に進化させていく」と述べた。

kakao mobilityのリュ・グンソン代表は「今回の合弁会社を通じて、既存の充電器利用時に経験した様々な問題を、プラットフォーム技術を通じて解決したい」とし、「長期的には蓄積されたユーザーデータに基づいた新規事業モデルを発掘し、電気自動車転換時代をリードする事業者に進化したい」と述べた。


原文:https://platum.kr/archives/209871

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