GOPIZZA、海外店舗55店超え…順調にグローバル拡張
GOPIZZA、海外店舗55店超え…順調にグローバル拡張
一人前ピザの先頭走者であるGOPIZZA(ゴーピザ)が海外55号店、月取引額10億ウォン(約1億1,111万円円)を突破し、グローバル成長を加速化させている。
GOPIZZAは6月26日、海外店舗55号店で、インドネシア市場では3号店となる「モールオブインドネシア(MOI)店」をオープンした。GOPIZZAは年内に海外で100号店達成を目標にしている。
2019年5月、海外進出の前哨(ぜんしょう)基地としてインド市場の潜在力と可能性を評価し、インドのシリコンバレーと呼ばれるベンガルールに1号店をオープンし、本格的なグローバル進出に乗り出した。その後、今年の売り上げは前年同期比200%以上増となるなど、着実に売上を伸ばしている。100%子会社構造を通じて直営店のみ出店し、韓国内の外食企業としては異例の歩みを見せるGOPIZZAインド法人は早くも30号店を突破した。
シンガポールもインドと共に急成長を遂げている。2020年3月初めにシンガポール店をオープンして以降、現地法人の設立を通じてシンガポールに直接進出。現在、シンガポール内のピザフランチャイズ企業のうち市場シェア3位を占めている。今年8月には世界空港順位1位を占めるほど名声が高いシンガポールのチャンギ国際空港内にも店舗をオープンさせるなど、目に見える成果をもとに2024年までに市場シェア2位を目標にしている。
GOPIZZAはこれらの国別成果をベースに、取引額と売上高も急成長させている。現在、海外取引額は月10億ウォン(約1億1,111万円)を突破。売上高も全体の40%が海外で発生している。インドやシンガポールの急成長に支えられ、日本、マレーシア、台湾、タイなど追加的に国家進出を控えており、年内に海外だけで100号店を達成させる計画だ。
韓国内でもしっかりと立地を固めている。今年4月、訪米経済使節団に唯一のフードテック企業として同行したのに続き、先月、ソウル・龍山(ヨンサン)の大統領室の敷地内で開かれた「大韓民国中小企業人大会」の晩餐(ばんさん)会でGOPIZZAが登場し、大統領が食べたピザとして韓国で話題となった。先月26日には中小企業ベンチャー部(省)の「予備ユニコーン特別保証」の支援対象企業に選定されるなど、成果を上げ続けている。
GOPIZZAの関係者は「社員の努力と全世界の顧客から受ける愛が土台となって、韓国内と海外でバランスのとれた成長を遂げることができている」とし、「韓国内初のF&Bユニコーンになるために海外市場で必ず成功を収めたい」と意気込みを語った。
写真:GOPIZZAモールオブインドネシア(MOI)店
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