Deep Brain AI、独・米通信会社主催グローバルピッチング大会「T-Challenge」3位受賞
Deep Brain AI、独・米通信会社主催グローバルピッチング大会「T-Challenge」3位受賞
人工知能(AI)専門企業Deep Brain(ディープブレイン)AIが先月1日、ドイツ・ボーンで開かれたグローバル技術ピッチング大会「T-Challenge」の授賞式でソリューション開発部門3位を受賞した。
T-Challengeは、ドイツと米国を代表する通信企業である「Deutsche Telekom(ドイツテレコム)」と「T-Mobile(T-モバイル)」が共同主催するグローバル技術ピッチング大会だ。
今回の大会は、拡張現実(AR)、仮想現実(VR)、複合現実(MR)をすべて合わせるクロスリアリティ(XR)ソリューションをテーマに、300以上のグローバルスタートアップが参加し、新しいアイデアとソリューションを誇った。
昨年10月から参加申請を受けた今回の大会は、今年2月に全参加企業を対象に予選を行い、ソリューション開発およびデザイン開発部門でそれぞれ10社を選定した。以後、ドイツ現地で合計20社が集まって最終技術ピッチング大会を行った結果、Deep Brain AIは、争いのグローバル企業を抜いてソリューション開発部門最終3位を占める成果を収めた。
Deep Brain AIは、今大会でディープラーニング人工知能技術を通じて仮想人間を作り出すAIヒューマン(AI Human)ソリューションを披露した。技術開発過程はもちろん、金融、教育、放送、コマースなど様々な分野の実際の融合事例を紹介するなど、企業の市場性と技術革新性を強調した。
また、Deep Brain AIは受賞賞金として5万ユーロ(約700万円)を獲得し、今後Deutsche Telekom、T-Mobileとビジネス協力関係を結ぶ機会まで得られるようになった。
Deep Brain AI代表のチャン・セヨン氏は「今回のT-Challenge参加を通じてDeep Brain AIの技術革新性と、韓国ITスタートアップが持つグローバル競争力を認められるようになり、より一層意味が大きいこと」とし、「今後も活発なグローバル大会の参加および事業領域拡張を通じて様々な機会を作れるように努力する」と述べた。
一方、Deep Brain AIは現在、中国北京と上海、米国・カリフォルニアに現地支店を置いて、複数の海外企業と活発なビジネス関係を形成しており、海外投資家の追加発掘にも積極的に乗り出す予定だ。
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