LINE Digital Frontierが、eBOOK Initiative Japan株式100%を買収

NAVER Webtoon（ネイバーウェブトゥーン）の日本系列会社「LINE Digital Frontier（ラインデジタルフロンティア）」が、日本電子書籍サービス会社「eBOOK Initiative Japan（イーブック・イニシアティブジャパン）」の株式100％を確保し、買収を終えた。

これに伴い、eBOOK Initiative Japanは、LINE Digital Frontierの子会社となった。

2000年に設立されたeBOOK Initiative Japanは、日本の電子書籍サービス会社「eBOOK Initiative Japan」と紙書籍オンライン販売サービス「bookfan（ブックファン）」を運営している。

eBOOK Initiative Japanは、日本の代表的ポータルサイト「Yahoo!JAPAN（ヤフージャパン）」と連動し、高い人気と認知度を誇る。約80万個以上の作品を保有しており、このうち漫画コンテンツ取引額の割合は、95％に達する。

LINEマンガとeBOOK Initiative Japanの、2021年統合取引額は、約8,000億ウォン（約805億円）、統合月間活性化ユーザー数（MAU）は2,000万人以上だ。

今回の買収を通じてNAVER Webtoonは、モバイルアプリ（app）中心のLINEマンガと、ウェブ（web）中心のeBOOK Initiative Japanがシナジーを創り出し、日本のデジタルマンガ市場での影響力が、さらに強化されると予想する。

韓国内外の多様なウェブトゥーン作品が、両サービスに同時に流通され、効率的な作品プロモーションが可能になると見られる。また、Yahoo Japanポータルによる検索と、インプレッション強化により、原作コンテンツに対するアプリとWebアクセシビリティが強化されると予想される。

NAVER Webtoonは、日本語サービスLINEマンガに、多様な韓国ウェブトゥーンを追加し、ラインナップをさらに強化する一方、同時に日本のローカルコンテンツを強化し、現地作家を発掘しながら、ウェブトゥーン市場を維持、拡張していく計画だ。

NAVER Webtoonのキム・ジュング代表は「今回の買収は、世界最大の漫画市場である日本で、さらに一歩飛躍するための決定」で、「今後、日本コンテンツ業界で、LINEマンガの影響力を強固し、eBOOK Initiative Japanと共に、ウェブトゥーン市場を拡大していくことに注力する 」と明らかにした。

原文：라인 디지털 프론티어, 이북 이니셔티브 재팬 지분 100% 인수 – 스타트업 스토리 플랫폼 '플래텀(Platum)'