ギグワーカー、イケてるITプラットフォームはどこか

ギグワーカー、イケてるITプラットフォームはどこか

いわゆるデジタルギグエコノミー時代が開かれると、希望する時間に希望するだけ仕事をする「ギグワーカー」の間ではプラットフォームを基盤とする副業活動が増加する傾向だ。 

過去、副業は配達、代行運転、家業のように職業と空間が限られていたとすれば、オンラインで金を稼げる環境が構築されただけに時間と場所にこだわらず、本業と副業を並行できるようになったのだ。

KB金融企業研究所によると、伝統的な副業活動より新しくできた副業活動の割合が2.8倍高くなった。 今は単純にお金を追うのではなく、自分の才能を発揮し、趣味活動のように楽しみながら自分自身の価値を高められる方法を選んでいるわけだ。

ショート動画レビューコマースプラットフォーム「Spray」

レビュー制作だけでも収益創出を支援するサービスが人気だ。Indent Copporationが運営するグローバルショート動画レビューコマースプラットフォームSpray（スプレー）は、動画レビューで構成されたSNS形式のサービスだ。

 ユーザーはSNSを見物するように動画レビューを経験することができ、好みに合う商品を発見および購買までできる。

利用者の誰でも「スプレーヤー」としてプラットフォーム内で商品購入後の動画レビュー作成が可能であり、該当レビューを通じて製品が販売されればこれに対するリワードを受け取る方法だ。欲しい商品がある場合は、Sprayで購入し、商品の特徴と機能をよく活かした動画レビューコンテンツをアップロードすればよい。

この他にも自分の動画レビューURLを個人SNSやコミュニティに共有して収益活動を拡張することもできる。9月にはローンチ4ヶ月で月収入2,000万ウォン（約207万円）を記録したレビュークリエイターが登場して多くの注目を集めた。

従来は専門クリエイターがコンテンツ製作を通じて収益を創出したとすれば、Sprayでは利用者の誰もが動画レビューだけでも手軽で簡単に収益活動ができるのが特徴だ。

よく撮った動画レビュー1つが利用者の購買欲求を刺激するコンテンツとして役割を果たし、新しい収益創出の販路に生まれ変わるものと期待される。SprayはAppleStoreとGooglePlayからダウンロードできる。

AI学習データプラットフォーム企業「crowdworks」

AI市場が発達し、これにともなうデータラベル作業も人気だ。 AI学習データプラットフォーム企業crowdworks（クラウドワークス）は、AI企業がアルゴリズムを高度化するのに必要なデータを正確に収集し、AIが学習できる形で加工して提供する。 この過程でクラウドソーシング（大衆が参加する方式）でデータ収集を体系化した。

昨年基準のcrowdworksの25万人余りのメンバーは「データラベラー」として本人が望むプロジェクトに参加し、各企業が必要とするデータを収集してラベリングする。自分が楽な場所に合わせて進めることができ、専門的な知識よりも細心の注意深い能力があれば参加できる。

この中でも一般会社員の勤務時間だけ業務をすることになれば、上位ラベラーとして月400万ウォン～500万ウォン（月40~50万円）程度の収入を確保できることが分かった。

AI時代が本格化しただけに、AI学習に必要な良いデータを迅速かつ正確に収集することが重要になった。クラウドワークスはデータラベラーを活用してこのような点を攻略したのだ。特に、データラベラーの作業記録を分析し、適切なプロジェクトに参加できるようにシステムを構築しており、注目される。

才能マーケットプラットフォーム「Kmong」

自分の才能を商品化し、自我実現と収益創出を両立できる才能マーケットプラットフォームも注目を集める。フリーランスのためのプラットフォームKmong（クモン）は韓国で初めてフリーランサーのための場を披露した。

デジタル転換が行われ、オンライン取引が急増すると、Kmongは専門家がオンラインで才能を発揮し、収益も確保できる環境を造成した。

現在Kmongはデザイン、動画編集、通訳・翻訳、マーケティングなど11余りの領域と500のカテゴリーを含み、25万件以上の専門家サービスを提供中だ。

累積会員数231万人以上、累積取引件数325万件以上を記録し、依頼人の平均満足度は98.6％を誇る。クモンを皮切りに様々なフリーランサーマーケットプラットフォームが登場したが、クモンは通訳翻訳、デザイン、プログラミングなど専門性をもとにビジネス領域に集中するという差別点を見せる。

現在KmongではKmongで検証した上位2％の専門家サービス「Kmongプライム」、企業とフリーランサーをつなげてくれる「Kmongエンタープライズ」、専門家が作る電子ブックVODなどをサービス中だ。

Eコマースプラットフォーム「Shopee Korea」

平凡な会社員も「逆直球」事業を通じて海外オンライン市場に進出できるようになった。東南アジア・台湾最大EコマースプラットフォームShopeeの韓国法人Shopee Koreaは個人が海外オンライン市場に迅速かつ迅速に進出できるように支援する。Shopee Koreaを通じて韓国製品を海外に直輸出する「逆直球」事業をする個人販売者が増えている。

Shopee Koreaは初心者販売者が入店した後、2ヶ月間密着インキュベーション過程を提供し、ショップを早く安定化し販売地域を拡張できるよう支援する。 

言語、決済、物流などの運営に関連する全体的なシステムを助ける専任組織も構築した。この他にも誰でも海外販売に簡単に挑戦できるように韓国販売者専用運営センター、韓国語翻訳サービスと現地語CS（顧客サービス）を支援中だ。

原文：https://platum.kr/archives/195201