Google play選定「チャングプログラム4期」80社の開発会社… 「babygo」、「Hodoo Labs」、「Silvia health」TOP3

韓国中小開発会社の共生プログラムである、チャングプログラム4期に選ばれた80の開発会社が公開された。選ばれた開発会社アプリの中で、babygo（애기야가자、アギヤカジャ）、BETIA English（Hodoo Labs、ホドュラボ）、SILVIA（Silvia health、シルビアヘルス）は、実用的でありながらも独創的なコンテンツと高いサービス完成度で、審査委員の好評を受け、Top3に選ばれた。（順位順、カッコ内は開発社名）

「チャング（창구）」プログラムは、Googleと中小ベンチャー企業部、創業振興院（韓国語読み：チャンオプジンフンウォン）が共に韓国アプリ・ゲーム開発会社のコンテンツ高度化と、海外市場進出を支援する開発会社成長支援プログラムだ。

チャングプログラム4期は、コンテンツ完成度、革新性、グローバル進出の可能性などを基準に、書類評価、アプリコンテンツデモンストレーション評価、発表評価の合計3段階の審査を経て、参加開発会社を選定した。ゲームおよびエンターテイメントをはじめ、ソーシャル、教育、Eコマース、ヘルスケアなど、多様な部門のアプリサービスを提供する開発社が名を連ねた。

チャングプログラムは2019年に発足して以来、今年で4回目を迎え、創業エコシステムの流れを読むことができる「トレンドセッター」として位置づけた。2021年まで、1～3期のチャングプログラム参加開発会社は、プログラム参加以後、海外市場進出70％増加、累積投資額2,012億ウォン（約208億円）誘致、新規ダウンロード140％増加などの成果を成し遂げた。

今回の4期に選定された80社の開発会社は、昨年に比べ、さらに多様化した。今年は、ヘルスケアアプリの数が増え、新型コロナウイルスパンデミック後に高まった健康管理への関心ととることができ、メタバースを活用したアプリ、各種B2Bサービスなど、事業領域の多角化がはっきりしている。また、「赤ちゃんを育てる家のライフスタイルアプリ」、「認知症予防のためのヘルスケアアプリ」など、実生活に振れるニッチマーケットを攻略したアプリが注目を集めた。

1位を占めたキッズアクティビティプラットフォーム「babygo」は、子どもと訪問できる1万7000カ所以上の情報を位置基盤およびカテゴリーベースで、簡単に確認できるサービスを提供する。また、顧客の新鮮なレビューとリアルタイムのコメントレビュー機能により、ユーザーの利便性と情報信頼性も強化した。今年第1四半期に加入者数70万人を記録し、売上高も第1四半期だけで昨年の全体売上を越えるなど、急激な成長傾向を見せている。

babygoのオ・セジョン代表は「韓国のアプリとゲームサービスを提供する多くのスタートアップ企業が、最もうらやむチャングプログラム1位に選ばれて栄光だ」とし、「エンデミックにより、子どもたちとの旅行の需要が増えると予想され、これに合わせた良質のコンテンツを提供するために努力する」と明らかにした。

Google Playは、チャングプログラム4期に選ばれたモバイルアプリとゲームスタートアップ、合計80社の開発会社に、ビジネス能力強化および海外進出支援に向けた、多様なプログラムを提供する。

成長支援セミナー、1:1深層コンサルティング、多数のベンチャーキャピタル対象の投資誘致デモデー参加機会が与えられる。特に今年は、成長支援セミナー領域の中でマーケティング部門を強化し、広告の効率化と高度化にも力を注ぐ予定だ。大規模なブランディングキャンペーンを繰り広げることが難しい中小規模開発会社のため、カスタマイズされた実務支援も行われている。

また、参加開発会社の対面ネットワーキング機会を多様化し、創業エコシステムの共生にも寄与する予定だ。今年7月予定されている「チャング1-4期同窓会（仮称）」をはじめ、成長支援セミナー、年末卒業式など多数のプログラムがオフラインで行われる。

参加開発社が、対面でコミュニケーションを図りながらシナジーを出すことができるというフィードバックを反映した。中小ベンチャー企業部は、最大3億ウォン（約3100万円）の事業化資金を支援し、参加スタートアップの製品およびサービスの高度化に力を加える。

原文：https://platum.kr/archives/186791