IGAWorks、2022年売上高2,009億ウォン
IGAWorks、2022年売上高2009億ウォン
ビッグデータプラットフォーム企業のIGAWorks(アイジーエイワークス)が、2022年連結基準売上(営業収益)2,009億ウォン(約206億円)を記録した。グループ会社のデータベースの広告取扱額は5422億ウォン(約555億円)で前年比11%増加し、EBITDA(利息・税金・減価償却費控除前の純利益)は28.4億ウォン(約2億9000万円)と、過去3年間黒字基調を維持した。
世界的景気後退の影響で、昨年第4四半期の成長性は一時的に鈍化したが、広告取引額と売上高ともに2桁成長を持続し、データプラットフォーム部門も昨年比約30%成長した。ストックオプションなどの会計処理が反映された監査報告書上の営業損失は2億ウォン(約2050万円)、当期純損失は5200万ウォン(約533万円)を記録した。コマースデータ、TV視聴データなど、新規データ領域拡大のための研究開発(R&D)が長期化し、IPO(企業公開)の準備、新規投資検討、子会社の事業多角化の試みなど、非経常的な支出が増加し、収益性が一部減少した。
今年IGAWorksは、R&Dを通じて強化されたデータ競争力を武器に、新規事業を拡大する。2月初めに新たに立ち上げたコマースデータサービスに続き、上半期内にTV視聴ビッグデータを活用した新規ビジネスモデルをリリースする。デジタル広告に限らず、TVマーケティング市場まで、すべてのマーケティング領域をデータでカバーする計画だ。また、内部の運営効率化を推進し、海外のデジタル広告市場に、検証された自社のデータソリューションを供給し、影響力を拡大していく方針だ。
IGAWorksのマ・グクソン代表は「成長の持続性を考慮し、データ拡大基調を維持した。昨年は、Eコマース、TV分野にデータ領域を拡大するため、R&D部門に過去最高の投資を行い、それにより独歩的なデータテックSaaSソリューション資産を保有することができるようになった」とし、「世界的なデジタル転換加速の流れを、スケールアップの機会として、グローバルデータジャイアント企業として変貌を遂げる」と述べた。
また「飛躍のため、革新を重ねながら主導性を確保した状態で、IPOに対する体系的な検討と準備を続ける予定だ」とし、「マクロ経済に対する懸念と、資本市場内の縮小した大型公募株の需要を考慮し、主幹事会社と最適な上場時期を決定し、それに向け指定監査法人を再選任し、すべての準備を整えている」と伝えた。
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