ニュース

Kakaomakers、累積取引額6,000億ウォン

アイキャッチ
目次

Kakaomakers、累積取引額6,000億ウォン

Kakaoのインパクトコマースプラットフォーム「Kakaomakers(カカオメーカーズ)」が累積取引額6,000億ウォン(約608億円)を記録した。昨年12月の累積取引額5,000億ウォン(約507億円)を突破してから約7ヶ月ぶりの成果だ。

2016年2月にローンチしたKakaomakersは、需要を把握した後に製作する、共同注文-注文制作方式で、日常感じる不便さを解決してくれる様々なアイデア商品を紹介し、製造業、創作者と消費者をつなぐコマースプラットフォームとして成長してきた。

注文成功率が99%に達するほど、ユーザーの着実な好評の中で、リリース後、2019年1,000億ウォン(約101億円)、2020年3,000億ウォン(約304億円)、2021年5,000億ウォン(約508億円)の取引額を記録するなど、毎年急速に成長している。

先月基準、4,930社以上の製造業および創作者に生産機会を提供し、224万人以上の利用者が注文生産に参加、1,910万個以上の製品が在庫なしで販売された。

今年に入りKakaomakersは、共同注文プラットフォームの意味を越え、KakaoのESG経営に合わせ、環境と社会全般に肯定的な変化を起こすインパクトコマースプラットフォームとして生まれ変わり、新しく多様な活動を展開している。

農畜水産物と加工食品が、ものの価値分すべて受け取るよう、販路を開いてくれる「チェカバチ(私の価値)」プロジェクトは、捨てられる農畜水産物の販路を支援し、生産者の在庫負担を下げ、生態系の環境コストを減らし、需要と供給のバランスを合わせて価格安定化に寄与している。特に、購入顧客の肯定的な評判が続き、注文ごとに高い売上高を記録している。

「ecoseed(エコシード)」は、メーカーが販売収益金として用意する環境基金で、ユーザーが製品を注文すれば1件当たり100ウォン(約11円)が積み立てされ、環境改善のための活動に使われる。

利用者は、自身が関心のある環境領域を直接選択することができ、Kakaomakersは、ユーザーが選択した割合に応じて、森林組成および海洋環境改善事業にecoseed基金を使用する。

捨てられるものを新たな用途の製品に再誕させる「セファリョン(新活用)」プロジェクトは、使い古した製品をアップサイクリングし、寄付と環境保護、同時に参加できる新しい方式の、環境にやさしい活動だ。

Kakaomakersは、古着のTシャツを靴下に、古着セーターをカーディガンに新活用して、保護機関の子供やお年寄りに寄付し、今後より多くの顧客が環境問題解決に参加できるよう、プロジェクトを続ける予定だ。

この他にも購入を通じて寄付を実践できる多様な自主製作商品を披露し、誰でも手軽に寄付できる利用者参加形態の寄付キャンペーンを進めている。

今年3月には、侵略に苦しむウクライナの子供たちを助けるための製品を企画し、収益金をユニセフに寄付し、4月には江原道(カンウォンド)山火事復旧のための製品を通じて、販売収益金を市民団体に寄付した。

このほか、独立功労者後継住宅地改善、有機動物生活環境改善、ミツバチ個体数保存事業など、社会の持続可能性に寄与する多様な活動を繰り広げている。

Kakaomakers関係者は「ユーザーに、価値ある消費の意義を伝達し、インパクトコマースプラットフォームとして社会への影響力を、より広げることができる多様な試みを続けてきた結果」とし、「KakaoのESG経営に合わせ、社会的、環境的価値を持続的に創出し、さらに好循環寄付文化が社会に確立されるよう、意味のある活動を続ける計画だ」と述べた。


原文:https://platum.kr/archives/190369

/media/Platum
記事を書いた人
Platum

Platum is a media service that specializes in startups, and its motto is "Startup's story platform".