KakaoPay、2021年取引額約9兆5千万円
カカオペイ(KakaoPay)、2021年の年間取引額99兆ウォン(約9兆5千万円)
カカオペイが2021年10-12月期実績発表のカンファレンスコールで、昨年の年間取引額が前年同期と比べ48%増の99兆ウォン(約9兆5千万円)、年間の連結売上が前年同期と比べ61%増の4,586億ウォン(約441億円)を記録したと明らかにした。
カカオペイの10-12月期の取引額は、前年同期と比べ32%増の26兆ウォン(約2兆5千億円)規模であった。 累積基準では、2019年の年間取引額48兆ウォン(約4兆6千万円)の2倍を超える99兆ウォン(約9兆5千万円)を記録し、100兆ウォン(約9兆6千万円)に迫る取引額だ。金融部門は、計139社の金融会社との提携を基盤にし、年間取引額が193%増加した。年間ファンド投資取引額は156%、融資仲介取引額は3倍以上増え、金融プラットフォームの立地を強化している。決済部門の年間取引額はオンライン決済額67%、オフライン決済額が77%増加し、2020年と比べて計68%の成長率を見せ、送金部門も37%増加した。
10-12月期連結売上高(営業収益)は前年同期と比べ37%増加した1,274億ウォン(約123億円)を記録した。決済部門の売上が前年同期と比べ38%、金融部門の売上が35%増加した。オンライン決済、オフライン決済、請求書部門のいずれも、7-9月期に比べて2桁の増加傾向を見せた。売上構成は決済サービス69%、金融サービス26%、その他サービス5%となった。
10-12月期の連結営業費用は、カカオペイ証券のMTS発売や、デジタル保険会社設立及び上場関連諸費用が反映され、前年同期と比べ50%増加した1,562億ウォン(約150億円)を記録した。10-12月期の連結営業利益(損失)は-288億ウォン(約-27億7千万円)、EBITDAは-254億ウォン(約-24億5千万円)となった。連結基準の年間営業利益は-272億ウォン(約-26億2千万円)、EBITDAは-151億ウォン(約-14億5千万円)で赤字を記録したが、2021年一時的に発生した株式報酬費用及びストックオプション行使による4大保険の増加分、IPO付帯費用を除く場合の営業利益は99億ウォン(約9億5千万円)、EBIDTAは220億ウォン(約21億2千万円)規模である。
一方、カカオペイは今年の事業方向を「Back to the Basic」と定め、初心に戻って事業の基礎固めに力を注ぐ計画だと強調した。このため、コアサービスにおけるユーザー体験の向上や、一貫性の確保、コアサービスと収益事業の連結強化の3つの目標を掲げた。
その中の一つで、カカオペイ証券が事前予約者対象に順次公開している株式ベータサービスを2月中旬から全ユーザー対象として公開する。現在、国内株式と米国株式を一箇所で売買することができ、韓国と米国に上場されたETF・ETNにも投資可能である。 「お手軽注文」、「自動注文」、「自動両替」など誰でも便利に利用できるUI・UXと、国別の主要指数や、専門的なローソクチャート、証券取引所のように株式経験の多いユーザーが必要とする機能も豊富に盛り込んだ点が特徴だ。株式サービスは3月中に海外株式の小数点売買機能を搭載した後、正式発売する計画だ。
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