KakaoPay、2021年年間取引額99兆ウォン
KakaoPay、2021年年間取引額99兆ウォン
KakaoPay(カカオペイ)の月間取引額が、初めて10兆ウォン(約1兆円)を突破した。
今年5月の1カ月間、KakaoPayプラットフォームでは株式取引額を除いて10兆ウォン(約1兆円)以上が取引された。分社翌年の2018年3月、初めて月間取引額1兆ウォン(約1,000億円)を突破した後、約4年間で10倍に成長した。
2019年第1四半期に、四半期取引額10兆ウォン(約1兆円)を初めて上回り、今年第1四半期にはこれより2.6倍増加した、27.2兆ウォン(約2兆8,500億円)が取引された。昨年の年間取引額は100兆ウォン(約10兆円)に迫る99兆ウォン(約9兆9,000億円)規模だった。
KakaoPayは、サービス全領域で、取引量が均一に成長し、月間取引額が急速に増加した。特に、売上を創出する決済と金融サービス利用率が、着実に増えた。
KakaoPayは、決済、送金、メンバーシップ、領収書、請求書、マイドキュメントなど、生活金融サービスから融資仲介、投資、保険、資産管理など、専門金融サービスまで兼ね備える、生活金融プラットフォームだ。
韓国だけでなく、日本、マカオ、シンガポールのオフライン店舗でもKakaoPay決済が可能であり、決済と同時にメンバーシップポイントの獲得、電子領収書の発行、残高投資まで、一度で確認できる。
「マイローン限度」サービスでは、現在54の金融会社のクレジットローン商品だけでなく、家賃保証金ローン商品、カードローン商品を一目で比較できる。最近、全金融業権で唯一、保証金資金融資と一般家賃保証融資商品の両方を比較できるよう、融資商品ラインナップを拡張した。
KakaoPayプラットフォーム内で、子会社KakaoPay証券が提供するMTSで、韓国株式と米国株式を、簡単かつ便利に取引することができ、カカオトークの友だちにリアルタイムで米国株式を、1000ウォン(約110円)からプレゼントすることができる。
KakaoPayで決済し、残りの残高で投資する「コイン集め(동전 모으기)」、毎日・毎週・毎月希望する日に設定する「自動投資」など、様々な方法でファンドに少額から投資することもできる。
ICTと保険が結合された韓国初のTechFin(テックフィン)主導デジタル損害保険会社として発足する子会社KakaoPay損害保険は、下半期から正式サービスを開始する。
今年第1四半期末基準のKakaoPay累積加入者は3,788万人で、韓国15歳以上の人口の80%以上を占める。KakaoPayの中で実際の取引をしている月間アクティブ利用者数(MAU)も2,156万人を超える。
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