賞金総額14億ウォンをかけた「挑戦!K-Startup2024」本格始動
賞金総額14億ウォンをかけた「挑戦!K-Startup2024」本格始動
韓国で、賞金総額14億ウォンをかけた起業コンテスト「挑戦!K-Startup2024」大会が本格始動した。この大会は予選リーグ、統合本戦、王者決定戦の順に行われ、王者決定戦で大賞を受賞すると、大統領賞とともに最大3億ウォン(約3,364万円)の賞金が与えられる。
中小ベンチャー企業部(省、オ・ヨンジュ長官)は、「挑戦!K-Startup2024」予選リーグの一つである革新創業一般リーグの参加者を募集すると明らかにした。
「挑戦!K-Startup2024」は中小ベンチャー企業部など10の省庁が協業して運営する汎省庁協業起業コンテストで、今年の予選リーグはスポーツ産業分野の有望なスタートアップを発掘するためにスポーツリーグ(文化体育観光部主管)が新設され、計11の予選リーグが運営される。
予選リーグは所管省庁別に開催し、リーグ別の優秀チームを選抜して統合本選(210チーム)、王者決定戦(30チーム)を経て最終受賞者(20チーム)を選定する計画だ。
「革新創業一般リーグ」は中小ベンチャー企業部が主管する予選リーグで、昨年12月に開催された「挑戦!K-Startup2023」王者決定戦で最終受賞した20チーム中、7チームが革新創業一般リーグ出身であるほど、「挑戦!K-Startup」予選リーグの中で最も競争力のあるリーグとされる。
過去の「チャレンジ!K-Startup2023」王者決定戦の受賞チーム「THOTH(トート)」は、CES2024でロボットAIを活用した廃バッテリー診断・解体技術でイノベーション賞を受賞し、当該分野での高い技術力が認められ、有望なスタートアップとして成長を続けている。
「挑戦!K-Startup2024」の他の10の予選リーグは、該当分野の(予備)創業者だけが支援可能な一方、革新創業一般リーグは分野に関係なく誰でも支援が可能だ。
各地域の創造経済革新センターごとに(予備)創業者を募集し、地域別の選定評価(書類・発表評価)で行われる地域予選を通じて計80チームを選抜し、総合予選に進出することになる。
総合予選はソウル創造経済革新センターが主管し、発表評価を通じて統合本選に進出する最終40チームを選抜する。
また、各創造経済革新センターは、総合予選及び統合本選の進出チームを対象に事業モデル(BM)の高度化、投資説明(IR)力量強化など、持続的なフォローアップ支援を通じて、参加チームが統合本選・王者決定戦で優れた成果を収められるよう支援する予定だ。
また、起業サークル(クラブ)を対象とする「革新創業クラブリーグ」は、全国9つの創業中心大学が予選を主管して統合本選進出チームを選抜する予定で、5月に別途募集を行う計画だ。
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