ソウル市、「路地商圏」レベルアップさせる若者創業家養成
ソウル市、「路地商圏」レベルアップさせる若者創業家養成
ソウル市が既存に作り上げている路地商圏を、ソウル代表ローカルブランド商圏に発展させるため、重要な役割を担う若者社長を養成する。若者の創造的なアイデアを基に、個性的な商品やサービスを消費者に提供し、お金と人が集まる活力あるソウル代表商圏を作るという意図だ。
ソウル市は、5つのローカルブランド商圏に、地域特性と消費トレンドを反映した特色ある事業モデルで、創業準備中の若者(予備)創業者を選抜、密着支援する「ローカルインソウル(Local in Seoul)」運営を開始する。
今年6月に選ばれた「ローカルブランド商圏」は、中区(チュング)奨忠壇路(チャンチュンダンギル)、麻浦(マポ)ハプマルト(ハプジョンとモンマルトの合成語)、永登浦(ヨンドゥンポ)ソンユロウン(선유로운)、九老(クロ)オリュバドゥル(오류버들)、瑞草(ソチョ)良才川 路(ヤンジェチョンギル)など、計5カ所である。
ソウル型ローカルクリエイター育成プログラムである「ローカルインソウル」は、来る9月から約4ヶ月間行われる。
選定および支援分野は、編集ショップ(小物ショップ、食料品マーケット、リビング用品、ショールームなど)、複合文化空間(ギャラリー、独立書店、写真スタジオ、コワーキングスペースなど)、F&B(食堂、スイーツ、カフェ、茶道など)など、若者創業者の個性と経験が反映されたアイテムであればよい。
ただし、ローカルブランドの既存商圏業種と重なってはならない。
「ローカルインソウル」は短期間で、核心能力とノウハウを集中的に伝授するのが特徴だ。教育は、商圏と創業アイテム分析からローカル資源活用方案、収益モデル構築、ブランディングおよびマーケティングはもちろん、開業前の顧客の反応テストまで、システム的に進行される。
すべてのコースは専門家が密着支援する方式である。例えば、不動産専門家は、商圏分析を通じて創業アイテムの発掘を支援し、事業運営専門家はブランドおよび収益モデル構築戦略を立ててくれる。空間専門家は、店舗別空間企画と運営ガイドを、マーケティング専門家は、顧客コミュニケーション方案を提案する。
他にも事業モデルが検証された修了生(事業者登録完了時)には、最大3,000万ウォン(約315万円)の事業化資金を提供し、創業資金もソウル信用保証財団より、最大1億ウォン(約1億1,000万円)まで融資してくれる。創業資金融資は2023年1月以降、ソウル信用保証財団から、若者(予備)創業家個別信用による具体的な内容を提示する予定だ。
「ローカルインソウル」参加者は、7月11日(月)~8月11日(木)まで募集し、募集人員は15~20人だ。地域のライフスタイルを反映した自身だけのブランド創業を準備中のソウル在住の若者(19歳~39歳)は、個人または3人以内のチームとして参加することができる。
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