kakao mobility-HYUNDAI、「都心自律走行モビリティサービスを年内公開」
kakao mobility-HYUNDAI、「都心自律走行モビリティサービスを年内公開」
韓国1位モビリティプラットフォームkakao mobility(カカオモビリティ)と韓国最大の自動車メーカーHYUNDAI(現代自動車)が、自律走行実証のために提携した。
両社は、自律走行技術を活用した多様なサービス実証および事業開発のために相互協力案を議論していく計画だ。この第一歩として、kakao mobilityの「カカオT」プラットフォームを活用し、HYUNDAIが自社開発したIONIQ 5(アイオニック5)「RoboRide(ロボライド)」を呼び出し利用できるようにするなど、都心自律走行モビリティデモサービスを年内に披露する予定だ。
kakao mobilityは、3千万人以上の累積加入者を保有した韓国最大の完成型MaaSプラットフォーム「カカオT」と、2200万人以上が加入した「KAKAOナビ」をベースに、自律走行技術開発の根幹となる、ナビ、タクシー、駐車データとサービスノウハウを築いてきた。
これをもとに自律走行、精密指導(HD Map)、モニタリング・管制など、自律走行各分野で優れた能力を保有した有数企業との協力体系を構築している。
kakao mobilityとHYUNDAIは、都心自律走行モビリティサービスをはじめ、今後様々な環境で、多様な車両を通じて自律走行サービスを提供できるよう、協力範囲を拡大していく計画だ。これにより、単純実証を超えて、より完結性のある自律走行サービスを披露するという目標だ。
HYUNDAI(現代自動車)自律走行事業部のチャン・ウンジュン専務は「今回のMOUを通じて、HYUNDAIが保有した自律走行技術を、kakao mobilityのプラットフォームを利用し、より多くの顧客に披露することを期待する」とし、「顧客が日常で簡単にRoboRideを利用できるよう、両社が積極的に協力する」と述べた。
kakao mobility未来移動研究所のチャン・ソンウク副社長も「今回のMOUは、韓国の各分野1位である企業間のコラボレーションという点で、韓国の自律走行市場が進歩するきっかけになるだろう」と期待した。続いて「kakao mobilityプラットフォーム能力が、自律走行技術に加わり、より多くの市民が自律走行サービスに触れることができるようにし、これを通じて自律走行商用化の礎を設けることができるだろう」と付け加えた。
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