ソウルにベンチャー投資家入居スペース「スケールアップセンター」創設
ソウルにベンチャー投資家入居スペース「スケールアップセンター」創設
韓国ベンチャー投資家(VC)67%が集まる江南(カンナム)テヘラン路に投資家が入居する「ソウル創業ハブスケールアップセンター」が創設される。スケールアップセンターは、民間投資家と協力して成長期スタートアップに対する資金調達効果を最大化するための空間だ。
来年4月に開館予定の「ソウル創業ハブスケールアップセンター」は、有望な成長期の創業企業を発掘し、資金調達によるスケールアップを共にする入居投資会社を年内に募集する。
ソウル市は、センターを投資家、スタートアップが自由に交流し、合同資金調達、企業説明会などが随時行われる「ネットワーキング」求心点になるよう、運営する計画だ。
ソウル創業ハブスケールアップセンター「partners(パートナーズ)」に選ばれれば、センター2階投資者専用空間に入居でき、1階スペースでは企業、他の投資会社との協業、交流活動が可能だ。スケールアップセンターの2階(1,747㎡)は、入居機関専用事務所と運営支援室で構成され、使用料は近くの利用相場内で策定される。
ソウル創業ハブスケールアップセンターでは、入居投資会社の意見が反映されたプログラムが企画、運営される。これまで、運営機関がプログラム企画と実行を単に供給する形で支援する方式が多数あったが、入居投資企業が直接スタートアップを発掘し支援するようにし、民間の能力を最大限活用するという計画だ。
市は、入居企業選抜過程でも資金調達につなぐため「自己プログラム企画」に対する評価比重を高め、成長期に飛躍を準備するスタートアップのため、実質的な資金調達の機会を拡大するという計画だ。
センタープログラムの提案内容に対する評価スコアが、全体配点のうち55%と相当な割合を占める。そのほか、運営チーム構成(25%)、機関安定性(20%)などを通じて申請機関を書面で評価し、対面評価を通じて確定する。
市は、成長期スタートアップの企業支援に集中する「入居投資者」を ソウルスタートアッププラスプラットフォームを通じて申請を受け付ける。
募集対象は、ソウルの成長期企業の資金調達支援など、スケールアップのための能力を保有する機関であり、「ベンチャー投資促進に関する法律」上、「ベンチャー投資組合」および「女神専門金融業法」上、「新技術事業投資組合」運用経験保有機関を優待する。
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