韓国初期投資機関協会、Seed TIPS主管機関選定

韓国初期投資機関協会(Korea Early Stage Investors Association:KESIA)が中小ベンチャー企業部主管の民間主導型予備創業支援プログラム「Seed TIPS」主管機関に選定された。

Seed TIPSは、中小ベンチャー企業部で今年初めて推進する事業で、専門性を備えた民間部門とともに創業チームの構成からシード投資誘致まで初期段階の成長に責任を持って支援するプログラムだ。

既存のスタートアップTIPS(Tech Incubator Program for Startup)はシード投資を誘致した創業企業を対象に参加企業の後続の資金調達を目的とする。

これに対して、Seed TIPSは、資金調達の歴史のない予備及び超早期のスタートアップ企業を選定し、商業化資金とインキュベーションプログラムを運営することにより、シード資金調達の誘致を目指にしている。

これまで初期段階の創業チームの場合、技術力を備えているにもかかわらず、経営と資金調達力量が相対的に不足し、成長に困難をきたす場合が多い。これに対し中企部は「創業前からシード資金調達」区間までに拡大し、予備創業チームが経営力量と資金を急速に拡充できるよう支援するプログラムを用意した。

現在、InfoBank、Primer Season 5、SparkLabs、Antlerには、4つの機関がSeed TIPSの運営会社として活動している。韓国初期投資機関は4つの運営会社と予備創業者がSeed TIPSプログラムをうまく活用できるようネットワーキング行事Seed TIPSハウス、教育プログラムウェルカムトゥシード、IR行事シードスタートアップ集など多様なプログラム進行で運営会社と創業企業を支援する予定だ。

一方、韓国初期投資機関協会はアクセラレーター、ベンチャーキャピタル、企業型ベンチャーキャピタル(CVC)、新技術金融会社など初期ベンチャー投資に特化した機関が集まった団体だ。市場の多様な構成員が共同で投資会社の窓口を広げ、初期投資機関間の相互連帯協力を強化、創業エコシステムに新しい成長を導くための目的で設立された。

原文：https://platum.kr/archives/193041