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【韓国スタートアップ通信】Dr.Diary、allra fintech、Wehuddling、Wadiz、dk techin

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【韓国スタートアップ通信】Dr.Diary、allra fintech、Wehuddling、Wadiz、dk techin


Dr.Diary「高血圧ソリューション」リリース…ヘルスケアスーパーアプリリリース

デジタルヘルスケアスタートアップ「Dr.Diary(ドクターダイアリー)」が、高血圧ユーザーのためのオーダーメイドサービスをリリースした。

今回の高血圧サービスは、過去7年間で100万人の糖尿病患者の問題を解消して得たノウハウをもとに、既存のサービスと能力、コンテンツを集結させた高血圧管理サービスだ。

Dr.Diaryは、ヘルスケア専門家である栄養士、看護師を通じたオーダーメイド型ケアサービスを提供、血糖モニタリング、300以上の専門家コンテンツおよび定期健康ウェビナーなどを通じた、超個人化されたオーダーメイドケアサービスだ。また、患者がDr.DiaryアプリにAIを介した食品と運動量を記録すると、専門家から個別コーチングを通じて、アドバイスを受けることができる。

Dr.Diaryは昨年10月、保健福祉部が指定した「非医療健康管理サービス」1群慢性疾患管理型で、試験認証マークを獲得した。これにより、23年上半期の一次医療慢性疾患管理事業準備も進行中だ。

Dr.Diaryのソン・ジェユン代表は「糖尿病患者2人のうち1人が高血圧を伴う疾患として持っており、これに対する管理需要が持続的に存在する。特に、糖尿病患者の88.7%は1つ以上の慢性疾患を伴っており、Dr.Diaryは糖尿サービスとしての競争力を固めながら、高血圧をはじめとする、肥満、高脂血症など拡張していく」と明らかにした。


allra fintech「allra」、前精算の支給金額累計7,500億ウォン記録


allra fintech(オールラフィンテック)の超簡易統合前精算サービス「allra(オールラ)」の前精算累積支給額が7,500億ウォン(約775億円)を超えた。昨年11月、6,000億ウォン(約620億円)突破から約2ヶ月で成し遂げた。

「allra前精算」は、coupang(クーパン)のようなソーシャルコマース、Gmarket(ジーマーケット)、11番街(シビルボンガ)のようなオープンマーケットを含む、18のEコマースオンラインショップの決済代金を、あらかじめ支給してくれるサービスだ。精算金照会と申請、契約を含むすべてのサービス利用過程が非対面で行われ、精算口座の変更なしに最大2時間以内に支払われる。

さらに、融資や貸付け金ではなく、フィンテックサービスとして個人の信用度に影響を与えないという点、三重セキュリティ技術を通じて、サービスセキュリティが強力であるという点などで、Eコマースセラーらに歓迎されている。

急速に前精算市場を革新しているallra fintechは、IBK創工麻浦(マポ)6期革新創業企業に選ばれた。今年4月には、Nextrans(ネクストランス)、TheVentures(ザベンチャーズ)、Must Investment(マストインベストメント)、Kiwoom Investment(キウムインベストメント)、ソウル大技術持株会社などから40億ウォン(約4億1300万円)規模のシリーズA資金を調達した。

allra fintechのキム・サンス代表は「現在allraサービスは、Eコマース前精算市場を成長させシェアを増やしていく過程にある」とし、「今後国内外を問わず、前精算が必要なすべての産業で、世界中の社長の資金に対する心配を解決することができるよう、努力する」と明らかにした。


ランチサブスクリプションサービス「WeEat Delight」、江西区・江東区サービスオープン…高物価食費解決


ランチサブスクリプションサービス「WeEat Delight(ウィーイートディライト)」が、ソウル市江西(カンソ)区と江東(カンドン)区にサービスを拡張する。

ランチサブスクリプションサービス「WeEat Delight」運営会社のWehuddling(ウィーハッドリング)が、2023年2月からソウル市江西区の6カ所、加陽洞(カヤンドン)、登村洞(トンチョンドン)、麻谷洞(マゴクドン)、鉢山洞(バルサンドン)、塩倉洞(ヨムチャンドン)、禾谷洞(ファゴクドンと、江東区全域にサービスを拡張する。これは、1月の京畿道(キョンギド)板橋(パンギョ)地域(京畿道城南市盆唐区三坪洞、柏峴洞)に続くWeEat Delightの2023年の2番目のサービス拡張だ。

WeEat Delightは、HACCP認定食品メーカーであるフードパートナー30カ所と生産パートナーシップを結び、専門MDが味と栄養を考慮しキュレーションしたサラダ、ご飯、サンドイッチ、麺類など、毎日2~3種類の食品を提供するランチサブスクサービスだ。一日だけ、一人前からの注文も送料なしで、希望の日程で受け取ることができ、MZ世代に人気が高い。WeEat Delightの現在の累積顧客数は8万2千人を超え、累積260万人分を超える食事を販売した。

既存のサービスエリアだったソウル15区、江南(カンナム)区、広津(クァンジン)区、九老(クロ)区、衿川(クムチョン)区、東大門(トンデムン)区、銅雀(ドンジャク)区、麻浦(マポ)区、西大門(ソデムン)区、瑞草(ソチョ)区(牛眠洞:ウミョンドン不可)、城東(ソンドン)区、松坡(ソンパ)区、永登浦(ヨンドゥンポ)区、龍山(ヨンサン)区、鍾路(チョンノ)区、中(チュン)区、京畿道城南市盆唐(ブンダン)区に、今回の江西区6地域と江東区が追加された。

江西区の主要オフィス街である麻谷洞の平均食費は1万1千ウォン(約1140エン)で、首都圏主要圏域別平均一食食費で、三成(サムスン)駅、汝矣島(ヨイド)、江南(カンナム)駅に続き、4番目に高い順位を占めた(2022.10.19)

Wehuddlingのぺ・サンギ代表は、今回のサービス拡張について「今までの配送と運営品質維持のためにサービス地域を制限的に維持したが、昨年物流インフラと配送能力を強化し、サービス地域の拡大が可能となった。2023年には段階的にソウル全地域にサービス範囲を拡大し、既存の顧客層である会社員だけでなく、1人世帯、主婦、学生など、多様な顧客の食事の悩みを解決する」と述べた。


Wadiz、ユニークなグローバルブランド - 韓国サポーターをつなぐ


ファンディングプラットフォームWadiz( ワディーズ)が、グローバルブランドと韓国サポーターを結ぶ「グローバルファンディング」で成果を出している。

Wadizの「グローバルファンディング」とは、海外で先に検証された製品を、韓国で公式に紹介するファンディングプロジェクトをいう。

グローバル大型ブランドのファンディング進出は、最近大きくなる海外直接購買市場の人気とともに、「ユニークさ」と「新しい」経験を追求する傾向が強いファンディング参加者に、ユニークなブランドストーリーテリングを伝えることができるからだという分析だ。 

Wadizグローバルソーシングチームのパク・サンヒョク理事は「最近のグローバル大型プレイヤーのWadizへの関心の増加は、単純な物量ベースの流通より、ブランド固有の価値と哲学を、新しい顧客とストーリーとしてコミュニケーションを図り、ロイヤリティを作ろうとするニーズのため」とし「今後、海外直輸入構造設計を通じて、カテゴリー別専門パートナーと共に、プレミアムワイン、グローバル有名デザイナー衣類、ヴィンテージコレクションなど、ユニークなアイテムを厳選し、世界中のorigin(オリジン)に出会えるトレンドを披露する計画」と明らかにした。 

一方、「グローバルファンディング」は、韓国で初めてリリースされる製品だけでなく、韓国外に関係なく、海外に流通したことのあるブランド製品を、特別な価格と特典を披露できるという点が一般ファンディングとの最大の差別点だ。Wadizでの単独流通、サポーターのみのための特別構成、限定版など紹介可能で、電子商取引法が適用される。


dk techin、韓国SW産業協会と採用確定型新入社員養成過程協力


Kakao(カカオ)ITソリューションの子会社「dk techin(ディーケイテックイン)」が人材養成および採用のため、韓国ソフトウェア産業協会と「採用確定型新入社員養成過程」について協力することにした。

1月13日dk techin本社で行われた協約式には、韓国ソフトウェア産業協会のパク・ファンス専務とdk techinのホン・ユンピョ副社長(CTO)など、関係者が参加し、業務協約書を交わした。

今回の条約を基点に、dk techinは「採用確定型SW開発者養成過程」を企画し、今年2月から5ヶ月間の教育過程を運営する。本コースは、dk techinの現職専門エンジニアの教育およびメンタリングを通じて、dk techinのオーダーメイド型実務能力教育はもちろん、修了生の50%以上がdk techinの新入社員として採用される予定だ。

教育カリキュラムは、プログラミング運営、ネットワーク、データベース基盤、Java SpringベースのWebプログラミング、クラウドベースの運用環境などで構成された。

dk techinは、Kakao子会社で、Kakao共同体プラットフォームに必要なSIおよびITトータルサービスを提供し、積み重ねた経験を基盤に、体系的なコンサルティングからオーダーメイドシステム構築、運営までするITソリューション会社だ。主な事業としては、SI、スマートファクトリー、スマート建設およびスマートシティ、グループウェア、AIチャットボットなどがある。

dk techinホン・ユンピョ副社長は「これまで積み重ねた技術力とノウハウを教育過程に反映し、教育生たちが専門エンジニアとして成長できる基盤を設けることはもちろん、若者たちの雇用創出に寄与することを嬉しく思う」とし、「本過程を通じて、優れた人材が養成され、dk techinと共に成長できることを期待する」と述べた。

一方dk techinは、昨年9月から嘉泉(カチョン)大学AIソフトウェア学科、科学技術情報通信部と情報通信企画評価院で主管するSW専門人材養成事業を進行、現在該当学科教育生らがdk techinのオフィスで企業実務プロジェクトに参加するなど、多様な経路を通じて優秀人材の養成と確保に努めている。


原文:https://platum.kr/archives/200731

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Platum

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