配達の民族「漫画鏡」ローンチング3年…累積ダウンロード170万、会員数30万人
配達の民族「漫画鏡」ローンチング3年…累積ダウンロード170万、会員数30万人
Woowa Brothers(優雅な兄弟たち)のウェブトゥーンサイト「漫画鏡」が発売3年ぶりにアプリ累積ダウンロードが170万、会員数は今年初め対比50%増加した30万人を記録した。 特に、全体会員のうちZ世代に分類される10代~20代半ばの読者が70%に達する。
漫画鏡はWoowa Brothersが2019年8月にローンチしたウェブトゥーンサイトサービスで、12作品の雑誌コンセプトで始まった。現在は契約作家数160人余りに累積作品数は180本余りだ。月間活性利用者数(MAU)は20万人水準だ。
漫画鏡がZ世代を基盤に急速に成長した背景としては、「クルムトーク」、「タグトーク」に代表されるコミュニケーション機能が挙げられる。
今年初め、韓国ウェブトゥーンプラットフォームで初めて導入した場面別フィードバック機能である「クルムトーク」は年齢層が低い読者であるほど反応と参加率がはるかに高いことが分かった。
クラウドトーク機能をオンにすると、エピソード内の各シーンごとに読者がフィードバックを残すことができる。他の読者や作家と会話しながらウェブトゥーンを楽しむなどの経験が可能になったのだ。
クルムトークに続き新たに追加された「タグトーク」もやはり漫画鏡ユーザー間のコミュニティ機能をしながら、ユーザーのロックイン効果につながっている。 実際、漫画鏡の主なユーザー層であるZ世代のモバイル利用時間が増える休み期間中にタグトーク掲示物量が2倍以上増加し、漫画鏡作品再生数(PV)も60%増えたことが分かった。
最近、タグトーク内ではZ世代ユーザーの間で「ジャケ申請(本人が考える理想的な性格、容貌などを書いてこれを他のユーザーにキャラクターとして描いてほしいと要請すること)」、絵の評価などが一種の遊びトレンドとして位置づけられている。 これと共に、クルムトーク、タグトークなどを通じて特定ウェブトゥーン作品または作家やウェブトゥーン内のキャラクターに対するファンダムを形成し、多様なユーザー間の自主活動にもつながっている。
ユーザー参加を重点に置いたコンテンツ制作やイベントもZ世代の目を引く「漫画鏡ならではの戦略」だ。漫画鏡使用者が直接選んだ人気ウェブトゥーン作品のストーリーをOSTで作った「漫画要約ソング」が代表的だ。
今年初め、ユーザーの投票で選定されたウェブトゥーン「生存日誌」の漫画要約ソングコンテンツは再生数224万回を記録し、良い反応を得た。 現在まで漫画鏡の漫画要約ソングは計14編製作され、累積再生数は1,367万を記録した。
一方、漫画鏡はローンチング初期から日常の些細な面白さと刺激的でない淡泊なコンテンツ中心に読者の共感を引き出し、他のウェブトゥーンサイトとの差別化を試みた。 これを土台に昨年末にはウェブトゥーンアプリの実ユーザー3位という成果を上げた。
Woowa Brothersの漫画鏡セルのキム·ミョンチョルセル長は「漫画鏡は単純に見る漫画から皆で楽しむ漫画ごっこを目標に差別化されたウェブトゥーンサイトを作っていこうと思う」とし「今後も作家、作品、読者間の疎通とユーザー参加を活性化できる多様な方案を考える」と述べた。
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