SMのアーティストがWeverseに参入…KakaoとHYBE初のプラットフォーム事業協力
SMのアーティストがWeverseに参入…KakaoとHYBE初のプラットフォーム事業協力
- V LIVE→WeverseにSMアーティスト未参加
- 当時のHYBEとSMの競合関係が原因
SMエンターテインメント(SM {106,500ウォン ▲1,700 +1.62%)に所属しているアーティストがファンコミュニティプラットフォーム「Weverse(ウィバース)」に参加する。先月SMを買収したKakao(カカオ{59,200ウォン▼900 -1.50%)とWeverseを運営するHYBE(ハイブ{261,500원 ▲1,500 +0.58%}によるプラットフォーム事業の一環だ。
Weverseは17日、SM所属のアーティスト12チームが今年9月までに公式コミュニティをオープンすると明らかにした。これによりSMのアーティストは、SMが運営していたファン向けの1:1チャットプラットフォームbubble(バブル)に加え、Weverse公式コミュニティで世界中のファンとコミュニケーションすることができるようになる。
アーティストのアルバムや公式グッズなどもWeverse内のコマースプラットフォーム「(Weverse Shop」で販売される。また、グローバル公式ファンクラブもWeverseのメンバーシップサービスを通じて運営される予定だ。SMアーティストのファンは、既存のファンコミュニティプラットフォーム「KWANGYA CLUB(クァンヤクラブ)」の代わりにWeverseを利用することになる。KWANGYA CLUBが統合または終了するかについてはまだ決まっていない。
SMのアーティストたちは、Weaversの前身であるV LIVEで活発な活動を続けてきた。しかし、運営会社であるNAVER(ネイバー{192,200 ウォン ▼4,800 -2.44%})がサービスをHYBEに譲渡し、V LIVEはWeverseに統合された。当時、SMはライバル社であるHYBEのプラットフォームに参加しないと決めていた。しかし昨年末、V LIVEがWeverseと完全に統合され、SMアーティスト関連のチャンネルはV LIVEでもWeverseでも見ることができなくなった。
SMアーティストのWeverse参入は、SMの経営権をめぐる紛争をきっかけに、SM、Kakao、Kakaoエンターテインメント、HYBEがプラットフォームの事業協力を約束した結果だ。KakaoとHYBEはSMの経営権をめぐって先月初めまで争っていた。
しかし、「銭の戦争(資金投資の問題)」に負担を感じたHYBEが先月12日に白旗をあげ、SMの経営権はKakaoの手に渡った。SMの経営権を放棄し、プラットフォームに関する協議を通じて実益を得るという立場を明らかにした。先月末には、HYBEがSMの株式大半を公開買付けし、SMをめぐる経営権争いは幕を閉じた。その後、両者の協議内容はプラットフォーム事業協力へと移ったのだ。
Kakao側は、「Kakao、Kakaoエンターテインメント、SMエンターテインメントは、各社の事業競争力を融合したシナジー効果でK-POPとKエンターテインメントの新しい可能性を開き、Kカルチャーの持続的な成長とグローバルな地位向上のために力を合わせる」と話した。
トップキャプチャー:昨年4月、BTSのコンサート「Permission to Dance on Stage」がラスベガスで開催された中、ファンコミュニティアプリ「Weverse」の「マップ&ウェイトタイムズ」機能が提供されている。/画像=HYBE
原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2023041709290062535
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