プロップテック分野、メタバース導入過渡期

「生活の利便性と生活の豊かさのために開発された要素はすべてプロップテック」 ヤノルジャ（yanolja)とチクバン(Zigbang)が同じステージに｜COME UP 2021

チクバンのアン・ソンウ代表とヤノルジャのイ・スジン代表がCOME UP 2021で 「宇宙のライフスタイルのスタンダードを進化させるプロップテック」をテーマに講演した。

本講演では、プロップテック部門全体に対する意識も含め、急成長中のチクバン、ヤノルジャの意思決定、投資成功の背景について、各社の代表者から説明と展望を明かした。

プロップテックの定義について、アン・ソンウ代表は、「すべての分野がデジタル化されつつあるが、不動産は高価なため、変化は比較的遅い。プロップテックの分野も、最初のオンラインプラットフォームからロボットやメタバース技術へと拡大している」と説明した。イ・スジン代表は「難しいことではない。生活の便利さ、生活の豊かさのために開発される要素はすべてプロップテック」 と述べ、「空間のつながりをもって発展し続けるためにディベロップする過程だ」と話した。

プロップテックの変遷をどう見ているかについて、イ代表は「昔はよく食べて元気に暮らし、休んだり、仕事帰りに遊んだりするための手段としてセクションに分かれていましたが、今では各空間が有機的に繋がり、ハイパーコネクトされている。建設も過去には安全に作る形態だったが、今は空間とサービスをすべて連携させる過程、さらには、メタバース化していく過程だ。大きな変化のトンネルに入り、迅速に適応した企業や組織は、成長の勢いを増すでしょう」

アン代表は、「テスラの電気自動車を初めて購入したとき、周りのみんなが心配した。しかし、数年後にはほとんどすべての自動車会社が電気自動車などの未来の自動車に向かい、コアテクノロジーも変化した。ハードウェアからソフトウェアへの転向がされている。不動産はまた、標準と価値観の中心をソフトウェア指向に変えることができ、移行の過渡期であると認識している」

最近テレビCMやオンライン広告で注目を集めている「ヤノルジャテクノロジー」 について、イ代表は 「宿泊、アクティビティ分野の供給は多いが、ユーザーの立場から希望する宿舎やアミューズメント施設などが見つからない情報の非対称構造だ。この情報の非対称性と非効率性が問題の始まりだった。GRMS（客室管理システム）、PMS（プロパティ・マネジメント・システム）、CMS（チャネル・マネジメント・システム）を直線的に接続し、プラットフォームのA～Zをすべて接続し、空調制御、コンシェルジュなどをコントロールするIoT技術、デバイスを可能にする技術はヤノルジャテクノロジーと他社との違いだ」と話す。

加えて、「全世界の炭素の8％が旅行で発生するが、ユーザーがもう少し便利なシステムを作るならば、非効率が解消され社会に寄与できると見ている。二酸化炭素排出量を 1% 削減し、旅行体験を向上させる技術を持っている企業はヤノルジャ以外に多くはない」と自信を示した。

江南に事務所を移転後、リモートワークを導入したことについての質問もした。アン代表は 「私が江南に引っ越した理由は、開発者を惹きつけるためだった。しかし、移転直後、新型コロナウイルスの発生により困難を経験し、『なぜ私たちはオフィスを移転したのか、集まって働くのか』という根本的な質問にたどり着いた。IT企業が新型コロナウイルスが蔓延しても混乱が少なくなった理由は、SlackやNotionなどのコラボレーションツールを使い、クラウドシステムをうまく活用していたからだ。国内外の優秀な人材との仕事に対する現地の制約をなくす必要があった。 物理的なオフィスでなくても出勤する必要があるという認識もあった。電話業務など単純なルーティン業務をはじめ、段階的にメタバースを導入した結果、組織文化も均一に保たれ、さらに発展させる計画だ」と答えた。

イ代表はまた、メタバースについて「メタバースは大きな可能性を秘めた分野であり、常に気にかけられている分野だ」ヤノルジャはオフラインとメタバースの間で進歩を遂げています。新型コロナウイルスの影響で効率的かどうか確認するために、1つのスペースに集まる必要があるかどうかの検証をしている」と話した。

チクバンとヤノルジャはM&Aにより業界で人気を集めており、多額の投資を集めている。チクバンとヤノルジャは、サムスンSDSホームIoT事業とインターパーク事業のそれぞれを買収または買収中である。 

アン代表は、「家はデジタル化の出発点だが、誰が商品化やデジタル化が得意なのかという答えはない。明らかなのは、ハードウェアとソフトウェアの両方が得意な人は国内外にはいないということです。サムスンSDSの最大の事業の1つはドアロックで、ドアロックがどう故障しないかなどの調査とサービスに時間がかかり、苦労した。ファームウェア技術の役割を高めることが買収を進める理由だ」と背景を説明した。

イ代表は、「労働時間が減り、余暇時間が増えている。本、公演など余暇分野で多く貢献してきたが、第4次産業の局面では『余暇スーパーアプリ』になるというヤノルジャのビジョンがお互いに補完できると考えた。大きなM&Aのモメンタムになり得ると思う」

アン代表は、大規模な投資誘致に関して、「チクバンの出発は不動産取引だった。キャリアパスなどのほとんどのサービスは、ベースがWebベースであるため、拡張に明確な制限がある。しかし、 チクバンはアプリベースであり、付加価値を生み出すタッチポイントには多くの違いがある。また、よりよい家に住みたいという人々の需要も高まっており、投資家はこの地域の拡大の可能性を目の当たりにしているようだ」と話した。

イ代表「まずは組織力、第二に、将来価値をもたらす技術力だと考える。メンバーもよく頑張って最善を尽くした。例えば、2005年の設立以来、競争環境、働き方が大きく変わってきたが、ただついてきてくれた。特に、新型コロナウィルス初期の新規予約の急激な減少とキャンセルの爆発的な増加により、資本金はわずか900億しかなく、何をすべきで、何をすべきでないかを理解し、判断し、実行し、組織力でそれを克服することができた。このおかげで組織縮小はなく、30％以上の成長を遂げた結果、黒字に転じ、世界の旅行会社ではほぼ唯一の成長を遂げた。売上も高く利益もターンアラウンドし、組織力も良い点を投資家（ソフトバンクビジョンファンド）らは評価してくれたようだ」と述べた。

また、「技術力の場合、構成員の40%がR&Dであり、採用を増やしている。また、インドとフィリピンで200人以上のR&D人材を運用している。レジャーやアクティビティをパーソナライズし、完全に自動化するテクノロジーを備えている。最終的には、環境に影響を与えながら企業活動にどう取り組むかが将来の価値になると思う」と話した。

アン・ソンウ代表とイ・スジン代表は、設立当初と新型コロナウイルスフェーズの難しさを振り返りながら、ジュニアファウンダーたちにアドバイスをした。

アン代表は、「急成長して大きな市場に参入するチャンスがある。どんなにいいものを持っていても、市場自体が成長しなかったり、小さかったりすると難しい。そういう意味で、プロップテックは台頭期といえる。建物だけでも兆単位の市場なので、他のどの市場よりも大きく、同時に変化する機会も多くある。競争が少ないので韓国で試す価値はあるし、韓国でリファレンスを作れば海外で試す価値がある」と述べた。

イ代表は、「現実的には難しいが、パラサイト、防弾少年団、イカゲームなど韓国のコンテンツをグローバル化するチャンスでもある。韓国が旅行サービス大国になる機会を一緒に作ろうと旅行スタートアップ創業家たちにお願いをしたい。スタートアップ全体としては、変化の多い時代が挑戦できる時代であり、ニッチを見つけて安定できれば成長できると思う。巨大な波の中では何が正解なのか分からないが、将来の可能性や価値観を変えることのできる局面だ。この局面をよく見てほしい。いずれにせよ、未来は変わると思う。ヤノルジャは挑戦を止めない」と話した。

COME UP 2021は成長潜在力を持った国内外のスタートアップと投資家・グローバル企業間のコミュニケーション・交流強化のために開かれる民間協力行事だ。2021年11月19日(金)までソウル東大門デザインプラザ(DDP)で開催され、Meet the Future–Transformation(大転換)をスローガンにカンファレンス、ショーケース、ビジネスマッチングなどのプログラムが行われている。

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原文：컴업 2021, ‘생활의 편의성, 삶의 윤택함을 위해 개발되는 요소 모두가 프롭테크’ 야놀자와 직방이 한 무대에 - beSUCCESS