中古車の過去履歴が見れるプラットフォーム「hey dealer」が450億ウォンの資金調達に成功…購入サービス事業に進出

中古車の過去履歴が見れるプラットフォーム「hey dealer」が450億ウォンの資金調達に成功…購入サービス事業に進出

中古車プラットフォーム「hey dealer（ヘイディーラー）」を運営するPRND Company（PRNDコンパニー）がシリーズDラウンドの資金調達に成功した。2021年12月に行われたシリーズCラウンドでの400億ウォン（約45億円）の資金調達から3年ぶりとなる。PRND Companyは今回の投資を通じて中古車購入サービス事業に進出し、中古車取引プラットフォームを完成させる計画だ。

5日、ベンチャー・スタートアップ業界によると、PRND CompanyはシリーズDラウンドで450億ウォン（約50億円）規模の資金調達に成功した。今回の投資には、KDB産業銀行、Atinum Investment（エイティナムインベストメント）、IMM Investment（IMMインベストメント）などが参加した。

PRND Companyは今回の投資ラウンドで、hey dealerの新規サービス「中古車の隠れた履歴探し」などの成長性を高く評価された。整備履歴だけでなく浸水履歴や全損履歴まで、中古車に関するすべての履歴情報を確認できるサービスだ。

昨年、「中古車の隠れた履歴探し」を通じて検索された車のナンバープレートは150万件だった。このサービスにより、新規ユーザーの流入が増加した。2024年1月基準、hey dealerの累積加入者数は1,300万人で、昨年9月に1,000万件を突破してから300万人が増え、累積取引額は10兆ウォン（約1兆1,172億円）を突破した。

今回の投資に参加したある投資会社は、「hey dealer zeroなど、簡単かつ便利に中古車を販売できるサービスにより、短期間で会社が成長した。」と投資の背景を説明した。

hey dealerは今回調達した投資金を中古車購入サービス事業に活用する計画だ。これまで、hey dealerの利用者は中古車を販売することしかできなかったが、今後は購入も可能になり、中古車「取引」プラットフォームに進化する予定だ。hey dealerの関係者は、「今回の投資金を基に、中古車市場の問題を解決することに集中して取り組む」と述べた。

</写真提供=PRND Company>

原文：https://www.unicornfactory.co.kr/article/2024020510465176856