ABLY、バーティカルコマース初の月間ユーザー数800万人突破...衣食住プラットフォーム1位

ABLY、バーティカルコマース初の月間ユーザー数800万人突破...衣食住プラットフォーム1位

ABLY Corporation（エイブリーコーポレーション）が運営するスタイルコマースプラットフォーム、ABLY（エイブリー）がバーティカルコマース業界初の月間アクティブユーザー数(MAU)800万人を突破した。

アプリ・リテール分析サービス「WISEAPP・RETAIL・GOODS（ワイズアップ・リテール・グッズ）」が韓国の10歳以上のスマートフォンユーザー(Android+iOS)をサンプル調査した結果、2024年2月のABLYの月間ユーザー数は811万人を超え、ファッション、ビューティー、ライフ専門アプリケーションを含む「バーティカルコマース」業界全体で1位を記録した。2位のプラットフォーム（650万7,115人）と比較して25%、3位の専門モール（554万2,222人）と比較して46%高い数値だ。

ABLYは総合モールと専門モールの統合順位である「韓国内モバイルショッピングアプリ」基準でcoupang（クーパン）に次ぐ2位を記録し、「スタイルコマース」の影響力を強化することに成功した。2018年3月に設立したABLYは、2021年から昨年まで3年連続で主要専門モールアプリのインストール及びユーザー数1位を記録した。3年にわたり1位の座を維持した上に、2024年2月のユーザー数が前年同期比20%も伸びたことは意義が大きい。

アプリ利用率でも衣食住アプリ1位を維持している。ABLYの2月の「1人当たりの月平均使用時間」は1時間17分を記録し、「アプリ実行回数」は572万回を超えた。2位のファッション・バーティカル・プラットフォームが平均使用時間39分、実行回数233万回を記録したのに比べ、それぞれ97%、145%高い数値だ。コツコツと頻繁にアクセスして、ABLYのアプリを一つの趣味のように使っている。

コマースを越え、アプリ内のコミュニティ、コディー、ウェブトゥーン、ウェブ小説など、見て楽しむことができる機能を強化したことが主な成果の要因と分析した。InstagramのOOTDコンテンツのように、ユーザーが直接投稿する「コディー」、ファッション・ビューティー情報共有、ペット、投票を通じて互いに商品を選ぶ「選んでね」など、「コミュニティ」スペースを設け、ユーザー間の疎通空間を多様化した。ウェブトゥーン、ウェブ小説、AIプロフィールなど、楽しめる「楽しみの要素」も加え、顧客ロックイン効果（Lock-in、利用者を囲い込むこと）を最大化したものだ。

ファッションをはじめ、ビューティー、ライフ、フードなどライフスタイル全般にカテゴリーを拡大したことも奏功した。単純な商品拡張ではなく、独自に開発した「AI推薦技術」を基に、好みに合った商品を顧客と自然に繋いでくれるのがABLYの強みだ。「服と化粧品」、「バッグと文房具製品」、「美容機器とスナック」などのカテゴリー別クロス購入が増加し、工業製品ではない嗜好が詰まった「スタイルコマース」領域で、圧倒的なユーザー数を導いたとみられる。

ABLYのカン・ソクフン代表は「Eコマース業界は、生活必需品コマースと顧客の好みが詰まったスタイルコマースに分かれる中、ABLYの独歩的な技術力でスタイルコマース1位の座を固めている」とし、「今年、ABLYは『スタイルコマース』の領域を越え、多様なコンテンツを楽しみ、互いに疎通する『スタイルポータル』に進み、差別化したプラットフォームの競争力を構築していく」と話した。

原文：https://platum.kr/archives/224940