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AI産学研協力プラットフォーム「D.CIRCLE」、Bluepointからシード資金調達

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AI産学研協力プラットフォーム「D.CIRCLE」、Bluepointからシード資金調達

AI基盤の研究成果広報及び企業・研究室マッチングプラットフォームRnDcircle(アールエヌディーサークル)を運営するD.CIRCLE(ディーサークル)がBluepoint Partners(ブルーポイントパートナーズ)からシード資金調達をした。具体的な投資金額は非公開だ。

D.CIRCLEのRnDcircleは、大学の研究室と企業間の産学協力の非効率な構造を革新するプラットフォームだ。AI技術を活用し、研究成果を企業向けのコンテンツに再加工し、研究パートナーを迅速に見つけるシステムを提供している。これにより、平均6ヶ月以上かかっていた研究パートナーのマッチング期間が2週間に短縮された。

企業はタイムリーに必要な研究パートナーと協業することができ、これにより研究開発関連のコストと時間を大幅に削減できる。プロジェクトの成功の可能性も高まることが期待される。D.CIRCLEは、産学協力のエコシステムをより透明かつ効率的にし、より多くの研究成果が産業現場に適用されるようにする計画だ。

現在、D.CIRCLEはAI、バイオ、化学工学など様々な分野で毎月50件以上の研究パートナーのマッチングを提供している。ソウル及び首都圏にある大学と学校単位のサービス導入はもちろん、LG、サムスンなど主要企業と実証事業(PoC)及び年単位の契約を進行中だ。

今回の投資を主導したBluepointのド・ギプム審査役は、「国家レベルの研究開発の効率を高めることで、革新的な技術の商用化に貢献することができ、社会的波及力が大きいと思われる」とし、「中小企業やスタートアップもD.CIRCLEのプラットフォームを通じて大型研究機関との協業の機会を得ることができ、産業全般にわたって技術革新と成長を促進できる」と説明した。

D.CIRCLEは今回の投資をきっかけに、今年下半期にRnDcircleのプラットフォームを正式に立ち上げ、グローバル市場にも進出する計画だ。

RnDcircleのチャン・ジェウ、イ・ユング共同代表は、「RnDcircleは、研究パートナーのマッチング過程で発生する時間とコストを画期的に削減できるソリューションだ」とし、「研究室と企業の双方にメリットを提供することで、R&D協力エコシステムを持続可能にすることに貢献したい」と話した。



原文:https://platum.kr/archives/234638



/media/Platum
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Platum

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