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Riiid、REALCLASS買収で2023年連結ベース売上高200億ウォンを記録

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Riiid、REALCLASS買収で2023年連結ベース売上高200億ウォンを記録

人工知能(AI)ベースの教育技術企業であるRiiid(リード)が2023年連結基準、売上高200億ウォン(約22億5000万円)を超えた。Riiidは2024年1月、包括的な株式交換方式により、REALCLASSリアルクラス)の運営会社であるQualson(クァルソン)を完全子会社化した。これにより、連結ベースの売上高は200億ウォン規模に成長した。これは直前の2022年個別基準、売上高の4倍に相当する規模だ。

またRiiid個別売上ベースでは約77億ウォン(約8億6455万円)で、前年約50億ウォン(約5億6140万円)に比べて53%増加したことが分かった。このような成長は固定費削減とマーケティングの効率化によるもので、営業損失も昨年の421億ウォン(約47億2328万円)から大幅に縮小された270億ウォン(約30億3000万円)規模で集計された。

今回の買収でRiiidは、AI教育技術とQualsonのハリウッド映画およびTVショーベースのプレミアムコンテンツIPを融合することでシナジー効果を最大化し、資金余力を基にコンテンツベースのAI学習エコシステムを拡大する計画だ。

Riiidは、代表的な製品であるSantaTOEIC(サンタトーイク)とQualsonのREALCLASS(リアルクラス)のほか、新規サービスをリリースし、AI技術を基盤とした学習サービスの範囲を拡大する予定だ。まず、今年2024年には、K12(小学校)学生を対象としたAIベースのESL(English as a Second Language)教育プラットフォーム「リアルアカデミー」をリリースする。リアルアカデミーは、RiiidとQualson両社の長所を最大限に生かした新規プロジェクトで、AI診断、スコア予測、カスタマイズされたコンテンツの推薦および相談まで組み合わせ、初等英語プレミアム市場を狙っている。

ますます激化するESL市場で、Riiid独自のAI技術を通じて正確な診断を提供し、Qualsonの魅力的なハリウッド最新学習コンテンツを活用し、学習者の言語学習の動機づけと参加度を大幅に向上させることが期待される。

LuideのAI教育技術アルゴリズムは、国や科目に関係なく拡張性と柔軟性を持っており、グローバル市場でも高い関心を集めている。米国大入試SATのデジタル化に伴い、一足先にサービスを開始したデジタルSAT対策模擬試験サービス「R.test(アールテスト)」と、数学教育サービス「AI:R Math(エアーマス)」も米国市場で着実に成長している。特にR.testは、最近発表した成績向上データで、最近1年間の有料ユーザー7万人を分析し、平均94.7点のスコア向上効果を確認した。グローバル向けにサービスされているR.testは、米国市場の売上比率が最も高く、66.8%に達することが分かった。

Riiidパク・スヨン代表は「Riiidは持続的な技術開発とサービス拡張により、教育AIの競争力を証明している」とし、「Qualsonとの合併シナジーを示す革新的な新規サービスにより、若者を含むAI学習エコシステムを構築し、サービスの底辺を拡大していく」と述べた。


原文:https://platum.kr/archives/225269

 


/media/Platum
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