Speak、300億ウォン規模のシリーズB3資金調達...企業価値7,000億ウォン
Speak、300億ウォン規模のシリーズB3資金調達...企業価値7,000億ウォン
AI英語学習ソリューション「Speak」(スピーク)を運営するSpeakeasy Labs Korea(スピークイージーラボコリア)が約300億ウォン(約34億4,800万円)規模のシリーズB3資金調達をした。Speakは今回の資金調達で約7,000億ウォン(約804億6,000万円)の企業価値が認められた。
今回のシリーズB3投資はBuckley Ventures(バークレーベンチャーズ)が主導し、Paul Graham(ポールグレイアム)とJeff Weiner(ジェフウェイナー)が新たな戦略的投資家として合流した。OpenAI Startup Fund(オープンエイアイスタートアップファンド)とKhosla Ventures(コスラベンチャーズ)など、既存の投資家もフォローアップ投資を行った。
2019年に設立したSpeakは、自社開発した音声認識AIベースの英語スピーキングアプリケーションで、1,000億ドル(約114億9,200万円)規模のオンライン・オフライン言語学習市場に革新をもたらしている。語彙や文法を暗記する代わりに、特定の状況で話すパターンを学び、レッスンを繰り返すことで自信を持って英語を話せるようになる。
Speakは、AI言語学習の事業性と技術力を証明し、大規模な投資金を確保したと説明した。今年初めに、Speakは独自のオーディオデータセットを使用して音声認識モデルを改善し、これを通じ単語エラー率(WER)を60%以上削減。20%の速度向上を達成した。改善した音声認識精度と速い認識速度は、レッスン完了率やユーザー参加の増加など、肯定的なフィードバックにつながっている。
現在、世界40カ国あまりで1,000万人以上がSpeakを使用しており、学習者数はこの5年間、毎年2倍以上増加した。韓国では、人口の6%がSpeakで英語を学んでいる。グローバル学習需要の急増に伴い、Speakは台湾と中国で英語サービスを開始。北米と欧州の新興市場進出のため、スペイン語を新たに導入した。
SpeakのConnor Zwick代表は、「Speakは過去7年間、英語学習の根本的な問題を解決しており、Speakが有するAIモデルがマンツーマンのネイティブ教師を実装する重要な鍵」とし、「今回の資金調達をきっかけにインターフェースへの投資をさらに強化し、Speakを世界最高の英語学習アプリに高度化していく」と話した。
Speakは2016年にシード投資を開始し、2022年にシリーズAとBを経て700億ウォン(約80億5,500万円)を調達した。2023年のシリーズB2に続き、今回の300億ウォン(約34億4,700万円)規模の投資金を加え、計1,150億ウォン(約132億1,500万円)の累積投資金を確保。予備ユニコーン企業としての地位を確立した。
<画像=SpeakのConnor Zwick代表(CEO) ⓒPlatum>
原文:https://platum.kr/archives/229987
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