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AI写真プラットフォーム「Carat」運営会社「Paradot」、Hanaventuresから20億ウォンのシリーズA資金を調達

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AI写真プラットフォーム「Carat」運営会社「Paradot」、Hanaventuresから20億ウォンのシリーズA資金を調達

クリエイターベースのAI写真プラットフォーム「Carat(カラット)」を運営する「Paradot(パラドット)」が、Hanaventures(ハナベンチャーズ)から20億ウォン(約2億2130万円)規模のシリーズA資金を調達した。2021年11月、MashUp Angels(マッシュアップエンジェルス)からのシード投資以来、約2年ぶりの資金調達である。

「Carat」はAIプロフィール、AIポップアップストア、AI絵文字などの写真生成AIサービスを無料で提供し、テンプレートベースで様々なスタイルのAI写真を簡単に作成できるAI写真プラットフォームだ。Caratは、AIプロフィールサービス開始から6ヶ月間で写真生成要請数が月間600万件を突破し、韓国最大規模の写真生成AIサービスに成長した。Caratの月間写真生成要請数は、SNOW(スノー)が公開した月間生成要請数150万件の4倍を超える。

グローバル写真生成AIサービスが一時的な流行にとどまり、持続的な成長を生み出せなかったのに対し、Caratは6ヶ月以上アクティブユーザーと売り上げが急成長しており、現在までに累積加入者数は200万人に達する。

Paradotのチャン・ジンウク代表は、Kakao Bank(カカオバンク)、Kakao(カカオ)ギフトなどで勤務し、プラットフォームサービスを経験しており、またメンバーもNAVER(ネイバー)、Kakaoなどでプラットフォームサービスを開発した専門家であり、プラットフォームを成長させる経験と能力が豊富なチームである。

Paradotは今回の資金確保により、誰でも簡単にプロフィール、年鑑、スナップ写真のようなAI写真フィルターを制作し、共有/販売できるクリエイターベースのAI写真エコシステムを構築し、B2C写真生成AIプラットフォームとしての規模および影響力を拡大する計画だ。

今回の投資をリードしたHanaventuresカン・フンモ常務、ユ・ジュハ責任審査役は「生成型AI技術を活用した写真/動画制作は、全世界で一つの遊びの文化として急成長しており、Snapchat(スナップチャット)/Instagram(インスタグラム)に続く、生成型AIコンテンツプラットフォームの出現が予想されている。一般ユーザーを対象に、生成型AIコンテンツ制作の技術的ハードルを下げ、創造性を最大化し、クリエイターベースのAIコンテンツプラットフォームを構築しようとする『Carat』の事業的アプローチが効果的であると期待する。ユーザーのニーズに対する高い理解力と迅速な実行力がParadotチームの強みだ」と述べた。

Paradotチャン・ジンウク代表は「今まで生成AIは、生産性の面で多くの期待を受けてきたが、われわれの日常とエンターテイメントの領域でも多くの革新を生み出すことができる技術だ」とし、「B2C AI写真サービスは、一度限りの流行という偏見とは異なり、Caratは顧客が毎日使うサービスとして定着し、今後も顧客の立場で満足できるサービスを提供していく計画」と述べた。



原文:https://platum.kr/archives/221640


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