WEFUN、2024年上半期売上高107%成長...5年連続売上高更新
WEFUN、2024年上半期売上高107%成長...5年連続売上高更新
B2B(企業間取引)サービスプラットフォームWEFUN(ウィーファン)が、2024年上半期連結基準売上732億ウォン(約81億円)を記録した。前年同期比、2倍増加した数値である。企業の福利厚生や運営を支援する主要サービスを筆頭に、利用量の増加と大企業中心とした新規顧客の誘致など、主要業績成長が要因と見られる。B2Bトータルサービス運営能力が認められ、不況にもかかわらず5年連続売上更新を記録している。
特に「birth24(センイル24)」と「coffee24(コーヒー24)」の成長が目立つ。新規契約の増加はもちろん、前年比売上高がそれぞれ「61%」、「143%」増加した。代表的なサービスである「Snack24(スナック24)」と「breakfast24(朝食24)」の躍進も売上高上昇に大きく貢献した。営業利益も連続黒字を維持している。
WEFUNのサービス利用客も増えた。2024年6月末現在、合計8500社の顧客がWEFUNサービスを定期的に利用している。従業員の福利厚生だけでなく、会社運営全般に必要なB2Bサービスを、すべてWEFUNを通じて簡単に提供できる点が評価され、新規契約だけでも月250件ずつ増えている。高いサービス満足度は、顧客リテンションにつながり、サービス維持率は97%を記録している。
アクティブ顧客数が2000社だった2021年の5.9%のサービス重複利用率は、8500社のアクティブ顧客が利用する2024年現在、18%に大幅に増加した。WEFUNは、今年末までに重複利用率30%、2025年50%を目標に営業を拡大する計画だ。
「社内カフェ24」、「vending machine(自動販売機)24」などの新規サービスのリリースと同時に、Kakao Bank(カカオバンク)、OLIVE YOUNG(オリーブヤング)、Samil(サミル)会計事務所などの大口顧客を誘致し、成果を上げている。この他にも、企業の福利厚生に力を入れている大企業やIT企業を中心に契約を進め、成長動力確保に拍車をかけている。
M&Aも著しい成果だ。WEFUNファン・ミンジェ最高戦略責任者(CSO)は「WEFUNは、B2BソリューションとSaaSを運営する事業型持株会社というビジョンの下、事業拡大を推進している」とし、「2023年末から2024年上半期まで、事業ポートフォリオの多様化のために戦略的に業界no.1企業を買収し、競争力を確保した」と明らかにした。
まず、F&B企業としての自生力強化のため、昨年12月末B2B個人コンビニエンスストア1位の流通・物流企業「ウリン」を買収した。その後社名を「wefun fulfillment(ウィーファンフルフィルメント)」に変更し、6月にはB2B個人コンビニエンスストア流通・物流2位の企業「イルファロジス」の買収を完了し、韓国1位の事業者へと成長している。業界初の全国物流網を構築したのに続き、約4500のSKU(取扱品目数)を確保し、B2B物流・流通業界で韓国最大規模で地位を確立している。
その後、B2E事業拡大のため、4月に社内カフェ企業「Nextcnc(ネクストシーエヌシー)」を買収した。既存事業とのシナジー創出と新市場参入の戦略として、買収後、WEFUNの代表サービスである「coffee24」の高度化と、従業員向けの新規サービス「社内カフェ24」のリリースも好評を博している。
WEFUNキム・ホン代表は「WEFUNのビジョンは、単純なサービス提供ではなく、企業エコシステム全体を革新することであり、WEFUNが核心的な中枢の役割を果たすことができることを願っている」とし、「2024年上半期、われわれが描いた長期戦略の下で出した有意義な成果を基に、下半期もサービスの高度化と事業拡大により、B2Bサービスプラットフォーム市場をリードしていく」と抱負を述べた。
一方WEFUNは、企業向け軽食サブスクリプションサービス「snack24」を筆頭に「breakfast24」、「coffee24」、「birth24」などの企業福利厚生と運営・管理サービスを提供している。2023年末、B2Bサービスプラットフォームとして事業を本格的に拡大し、黒字転換にも成功した。今年初め、2025年下半期KOSDAQ(コスダック)上場を目指し、IPO主管会社選定後、事業に拍車をかけている。
原文:https://platum.kr/archives/232019
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