カンナムオンニ、グローバル全体に事業拡大...韓国外国人患者誘致プラットフォーム「UNNI」リリース

カンナムオンニ、グローバル全体に事業拡大...韓国外国人患者誘致プラットフォーム「UNNI」リリース

美容医療情報プラットフォーム「カンナムオンニ」運営会社Healing Paper（ヒーリングペーパー）が、グローバル全体に事業を拡大する。Healing Paperが、韓国の皮膚科、美容整形外科の外国人患者誘致プラットフォーム「UNNI（オン二）」をリリースした。

UNNIサービスは、グローバルユーザーに韓国の皮膚科や美容整形外科の価格情報と130万件の口コミを提供する。ユーザーは、世界中のどこでもUNNIアプリをダウンロードすれば、英語でサービスを利用できる。ユーザーが関心のある病院に相談と予約を希望する場合、病院とのチャット相談が可能で、相談はタイ語、ベトナム語、中国語など、Papago（パパゴ）翻訳システムでサポートする13言語に自動翻訳されて提供される。今後、韓国の病院口コミなど、医療情報にも対応言語の種類を拡大する計画だ。

UNNIサービスは、韓国美容医療病院と外国人患者間の情報不一致の問題を解決するため、リリースされた。過去には、外国人患者が韓国の皮膚科、美容整形外科の正確な価格情報と実際の口コミを見つけることができず、違法ブローカーに頼らなければならなかった。UNNIサービスで提供される韓国の医療情報は、2015年からカンナムオンニが人工知能（AI）技術、医療広告検収チーム、来院ユーザー100%モニタリング政策などから蓄積した医療情報検収能力に基づいて提供される。

韓国内の病院もUNNIサービスから外国人患者の誘致が可能になった。現在、カンナムオンニに加入している韓国の病院は1,800ヵ所で、このうち海外向けマーケティングを希望する外国人患者誘致医療機関は参加することができる。カンナムオンニに加入したソウル江南区所在のA美容整形外科院長は「今はプラットフォーム広告を通じた外国人患者誘致が可能になったため、一人の仲介ブローカーに過剰な手数料を支払う必要がなくなり、多様な口コミ情報が外国人患者に合理的な病院選択の機会を広げることを期待している」と説明した。

すでに2019年11月に日本に進出したカンナムオンニは、日本の加入病院数1,400病院基準、現地1位のプラットフォームだ。日本のユーザーに韓国と日本の美容医療情報と口コミを提供しており、昨年12月同期比日本ユーザーが2倍増加し、70万人が加入した。カンナムオンニユーザー全体の550万人の10%以上が日本人である。

今回のグローバル事業拡大により、Healing Paperは韓国のカンナムオンニ、日本のカンナムオンニ、グローバル国家用UNNIサービスを同時に運営する。Healing Paperの韓国本社と日本支社でプラットフォーム技術開発と国内外の事業運営およびマーケティングに集中する計画だ。Healing Paperのホン・スンイル代表は「韓国の美容医療は、世界的な需要により、高い水準の医療インフラと技術力を備えたグローバル競争力となっている」とし、「昨年5月に政府が発表した2027年までに70万人の外国人患者を誘致するという目標達成に貢献できるよう、国内外の医療ユーザーの知る権利をさらに高め、韓国の美容医療をアピールするために最善を尽くす」と述べた。

原文：https://platum.kr/archives/218795