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2PMLab、greenflow出張炭素排出量管理サービスデモリリース

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2PMLab、greenflow出張炭素排出量管理サービスデモリリース

地球テックスタートアップ2PMLab(オフトゥシラボ)が、従業員の出退勤および出張に対する炭素排出量を手軽に測定する「greenflow(グリーンフロー)マイレージ」サービスをデモンストレーションリリースする。greenflowマイレージは、企業の炭素管理ソリューションgreenflowと連動したモバイルアプリで、従業員の移動履歴に応じた排出量を、自動化されたプロセスで管理することができる。

greenflowマイレージは、従業員個人が出退勤や出張時に利用した移動手段、移動目的、出発地、到着地などの情報に基づき、炭素排出量を管理できるモバイルアプリだ。GPSを介してユーザーの移動経路を自動的に収集し、実際に移動した距離に基づき排出量を測定し、移動履歴を毎日記録して計算する手間を省いた。航空、鉄道、バス、タクシー、レンタカー、個人車両など、企業で利用される様々な交通手段に対する計算を支援し、今後は移動手段以外の宿泊などの項目までサービスを拡大する予定だ。

greenflowマイレージアプリで測定されたデータは、greenflowカーボン会計サービスに送信され、企業のその他の間接排出(Scope3)範囲内のビジネス出張と従業員出退勤項目、または場合によっては直・間接排出(Scope 1、2)範囲に分類され計算される。企業は、実際の従業員の移動距離に基づいて測定された精度の高い炭素排出量データを、持続可能な経営報告書の作成や削減目標達成などに活用することができる。

greenflowマイレージを利用する従業員は、誰でも自身の排出量を継続的に把握するのはもちろん、炭素削減活動に直接参加することもできる。削減成果ベースのマイレージを獲得し、獲得したマイルに応じてカーボンオフセット活動に参加することができる。マイレージシステムは、ESG経営活動に従業員参加を奨励し、環境にやさしい企業文化の造成に寄与するものと期待を集めている。

従業員の出退勤や国内外の出張時に利用される内燃機関車両や航空機などによる炭素排出は、企業全体の排出量が大きな比重を占める。特に新型コロナウイルス以降、職員出勤が正常化し、出張制限が緩和され、職員移動による炭素排出がさらに増えており、企業の細心の管理が必要な状況だ。

2PMLabIncのソル・スギョン代表は「Google(グーグル)、Apple(アップル)など、国内外企業が従業員出退勤や出張を含む炭素削減を宣言している状況で、排出量をより効率的に管理できるように今回のサービスを開発することになった」とし「今後、企業活動全領域で炭素排出量管理が可能になるよう、サービス範囲を拡大し続ける」と述べた。

一方2PMLabIncは、企業の炭素排出量管理を支援するAIベースの炭素管理SaaSプラットフォーム「greenflow」正式バージョンを先月リリースした。企業は、全体の企業活動で発生する炭素排出量を別途の専門職人材や専門家の支援なしに、合理的に測定・管理することができる。



原文:https://platum.kr/archives/221185


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