配達員と「安全共存」強化するデリバリーアプリサービス
配達員と「安全共存」強化するデリバリーアプリサービス
数年間、新型コロナウイルスにより、デリバリープラットフォーム産業が急成長し、関連業界の従事者の数も大幅に増加した。韓国国土交通部によると、2022年上半期時点、小貨物配送代行業(配達業)に従事する配達員は23万7188人で、2019年上半期(11万9626人)比、2倍に増加した。
これに伴い、デリバリープラットフォーム業界もラストワンマイルサービスの最前線で働く配達員と共生し、健全なエコシステムを構築するため、支援政策を継続的に強化している。
労組団体交渉を完了した「Woowahan Youths」 二輪車専門教育、電動二輪車レンタル支援などプログラム提供
Woowa Brothers(配達の民族)の物流サービスを担当する「Woowahan Youths」は、業界で最も多くの配達員支援プログラムを提供している。
Baemin(ベミン)Bマート、Baeminコネクトなど、Woowa Brothersの物流サービスを担当するWoowahan Youthsは最近、配達員組合との3回目の交渉を最終完了したことにより、世界初のプラットフォーム業界の労使交渉モデルを継続し4年目となった。2020年、団体協約を締結した後、今回の交渉合意で「プラットフォーム配達員共存支援制度」を設け、既存の団体協約より支援水準を高め、配達員として配達活動を継続できる環境を造成する計画だ。
Woowahan Youthsは2021年5月、業界唯一のオフライン二輪車の安全および配達サービス教育機関「Baeminライダースクール」をオープンした。ここでは、20年以上の二輪車教育経験を持つ講師陣が、理論と実技を兼ね備えた教育を行う。施設内には、二輪車や保護用品などの装備を完備し、実際の道路と同様の走行環境を実現し、走行練習までサポートしている。
今年上半期には、Baeminライダースクールに直接訪問することが難しい地方の配達員のため「訪問ライダー安全教育」を実施した。昨年に続き、今年で2年目を迎える教育で、当該地域にBaeminライダースクールの専門講師や教育資材などのインフラを投入する出張教育だ。テジョン(大田)・プサン(釜山)・テグ(大邱)・クァンジュ(光州)など、4つの広域市で2回ずつ計8回実施し、安全教育の盲点解消に貢献した。Woowahan Youthsは、Baeminライダースクール教育の専門性・優秀性が認められ、雇用労働部(厚生労働省に相当)傘下の韓国産業人材公団から「配達二輪車専門家資格認証」を取得したこともある。
またWoowahan Youthsは、配達員がより安全に運転し、保険料の負担が低くなるなど、改善された環境で配達を行うことができるよう基盤を整えるため、国土交通部が発足した「配達サービス共済組合」に最大規模である47億ウォン(約5億円)を出資し、社会的安全網を確保し、配達環境の改善に取り組んでいる。2019年には、配達員の保険料負担を軽減するため、業界初の時間制保険を開発・導入した。
2021年から3年目に突入したWoowa Brothers配達員対象の、季節性物品支給は、雇用労働部主管「2023年プラットフォーム従事者一斉改善支援事業」公募に選ばれた。
coupang eatsサービス、配達員に週1回ミネラルウォーター交換券提供
coupang eats(クーパンイーツ)サービスは、雇用労働部と共に、夏の安全キャンペーンとして、今月から配達員に週1回ミネラルウォーター交換券を提供する。配達手段に関係なく、前週10件以上連続して配達を行った配達員に、ショートメッセージでミネラルウォーター交換券を支給する仕組みだ。
昨年は単独で全国の配達パートナー8000人余りにKC認証ヘルメットを提供したのに続き、12月には雇用労働部の「プラットフォーム従事者の職場改善支援事業」に参加し、配達パートナー2000人にヘルメットと安全保護具を支援した。
coupang eatsサービスは、配達パートナーの事故防止支援策のうち、ヘルメット提供に対する満足度が最も高かったことを考慮し、2回にわたって安全用品を支援したことが分かった。気象状況により、滑ったり転倒する事故に備え、配達パートナーの腕や脚の怪我を防ぐ膝や肘のプロテクターも、提供アイテムに含まれている。
偉大な想像「yogiyo」、セーフティキャンペーン展開
yogiyo(ヨギヨ)は2019年から「セーフティキャンペーン」を通じて、配達員の安全配達のため、季節ごとの物品および二輪車の安全教育を提供している。今年も「2023サマーセーフティ」により、配達員が夏季に安全に配達できるようにサポートする。バイクのクールシート、夏用バイクハンドルカバー、クールフェイスカバー、クールアームカバー、曇り止めフィルムなど、猛暑に備えるための必須アイテムを紹介する。このほか、雨天時の注意事項、ブレーキの使い方、夏の二輪車安全運転のためのガイドも一緒に配布する。
昨冬は「2022ウィンターセーフティキャンペーン」を実施し、冬用バイクハンドルカバー、フェイスカバー、ブレーキレバースポンジ、反射板ストラップ、ヘルメット用防曇剤などを配達員に配布した。このほか、冬季の安全運転のため、凍結路の安全運転のコツから冬季のブレーキの使い方、防寒用品の着用方法などを教える必須安全対策も共に提供した。
原文:https://platum.kr/archives/212150
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