ニュース

StoreLink、デジタルマーケティング会社「データアド」買収

アイキャッチ
目次

StoreLink、デジタルマーケティング会社「データアド」買収

電子商取引マーケティングプラットフォーム企業のStoreLink(ストアリンク)は、カカオモーメントの公式代理店であるデータアドを買収した。買収は、新株式の発行および普通株式の売却により、両社間で株式を交換する方式で行われた。

データアドは設立9年目のデジタル広告代理店で、クリエイティブ制作と広告媒体運営ノウハウを共に備えている。メディアコマース領域に強みを持ち、多くの企業との協業により多様なマーケティングプロジェクトを進めてきており、自社広告コンテンツ制作はもちろん、独自のバイラルプラットフォーム活用を通じた多様なチャネルの運営および管理経験に基づき、実質的な広告効率増大できる能力を保有している。

Storelinkは、今回の買収で公式代理店としての立場を最大限に活用する。自社データプラットフォームエコシステムを広告領域まで拡張するとともに、データ分析ベースのマーケティング戦略企画から、クリエイティブ構築、デジタル広告執行など、マーケティング分野全般を網羅するワンストップサービスを提供できるようになった。

今後、動力の確保を強化することに注力する事業分野も具体化された。Storelinkは、既存のEコマースデータ分析プラットフォームのラインナップと、多様なデータアドのデジタルメディア運用体系をつなげ、広告効率を最大化する新規ソリューションを披露する計画だ。Storelinkは、該当サービスを現在保有している広範囲な広告主ネットワークを中心に、急速に拡散させる方針だ。

今回の買収合併のシナジーにより、より速い事業拡大が可能と予測されることで、Storelinkの成長ビジョンもさらに拡大する見通しだ。Storelinkは今回の企業買収を進める中で、マーケティングライフサイクル全般にわたり、効率的な意思決定を支援する総合マーケティングソリューション企業に跳躍するという目標に、さらに一歩近づく。自社データテックソリューションラインナップの核心能力を、全体広告マーケティング領域に移植し、業界革新をリードする次世代総合代理店の能力まで取り組むという構想だ。

Storelinkチョン・ヨンウン代表は「今回の買収は、第1世代メディアコマース専門企業であるデータアドが保有するメディア運営ノウハウと高度化されたデジタル広告能力を、Storelinkのデータ技術力と幅広い顧客ネットワークに結びつけ、シナジーを最大化するために推進された」 とし、「能力集中化により、既存ビジネスモデルの効率性を高めるだけでなく、事業領域の多角化を図り、顧客群を大幅に拡大し、両社とも高成長を持続できる構造を作っていく」と伝えた。

一方Storelinkは、現在、韓国30余りのオープンマーケットデータを一日平均2億件以上分析しており、Amazon(アマゾン)、Qoo10(キューテン)、楽天、Lazada(ラザダ)など、グローバルEコマースでもデータを収集・分析し、精度の高いマーケティング予測モデルを構築している。最近では、Eコマースビジネス全般のデータ基盤意思決定支援する高度化されたプラットフォーム能力に基づき、米国、日本、ベトナムの3カ国進出を本格化するなど、Storelinkのデータマーケティングソリューションエコシステムを多方面に拡大しつつ、成長モメンタムの強化を重ねている。 



原文:https://platum.kr/archives/215470


/media/Platum
記事を書いた人
Platum

Platum is a media service that specializes in startups, and its motto is "Startup's story platform".