SparkLabs、AIモデル制作スタジオ運営会社「Draftype」に投資
SparkLabs、AIモデル制作スタジオ運営会社「Draftype」に投資
グローバルアクセラレーターのSparkLabs(スパークラボ)が、人工知能(AI)ベースのブランドカスタムモデル制作ソリューションを運営するDraftype(ドラフタイプ)にプレA投資をした。金額は非公開だ。
Draftypeは、AI技術で独自に製作した仮想モデルを活用し、顧客が製品のイメージカットからマーケティング素材まで、企業運営に必要なコンテンツをオンラインで制作できる「Draftype Studio(ドラフタイプスタジオ)」を運営している。
Draftype Studioは、顧客が製品やブランドを着用した画像をアップロードした後、自社のアイデンティティとニーズに合致するAIモデルと視線、表情、顎の方向などの詳細を選択すると、設定値に応じて顔と構図を自然に変更した画像を生成してくれる。
特にDraftypeは、性別、人種、年齢層別に適切なAIモデルと独占契約の締結権限を提供。これにより、顧客は最大数億ウォン(数千万円)に達するブランドモデル契約費用の削減はもちろん、自社が抱えるモデルのように著作権の心配なくブランディングやマーケティングに活用できるのが特徴だ。
Draftypeは今回の資金調達をきっかけに、来年までにカスタムモデルの完全自動化と映像コンテンツの編集・制作など、高度化した機能をつくり、新規顧客の確保に乗り出す計画だ。Draftypeはサービス立ち上げから8ヶ月が経ち、現在、ファッション、ビューティー、雑貨など様々な分野の3500以上の中・小型セラーと大手ブランドが利用している。
投資をリードしたSparkLabsのキム・ユジン代表は、「AI技術で企業のブランディングとマーケティングプロセスを改善した点を評価し、Draftypeに投資を決めた」とし、「Draftypeは資本力が不足している新興企業にも大手ブランドに劣らない機会を創出し、バランスが取れた産業エコシステムの成長に貢献するだろう」と話した。
Draftypeのキム・デヒ代表は、「Draftypeは、単純なコスト削減を越え、ブランドの起業及び成長の方法自体を革新しようとしている」とし、「継続的なAI技術の高度化で様々な機能を拡充し、顧客企業が一貫したブランド経験とマーケティング効率の向上を実現できるよう支援していきたい」と話した。
SparkLabsは昨年7月にDraftypeをバッチプログラム23期として選定すると同時に、シード投資を実施。現在、約15週間にわたって1対1の企業診断及び深層セッション、製品・市場適合性(PMF)探索などで構成された育成プログラムを進行中だ。
原文:https://platum.kr/archives/232935
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