ニュース 2024.06.20

Google play「チャング」卒業生が集結...「実質的に役立つ方向にさらに発展させる」

Google play「チャング」卒業生が集結...「実質的に役立つ方向にさらに発展させる」

Google play（グーグルプレイ）が18日、中小ベンチャー企業部、創業振興院と共に「2024チャングAlumni Day（アルムナイデー）」を開催し、グローバル進出戦略はもちろん、最新のAIトレンドの共有などのイベントを盛況に行った。

2019年発足以来、今年で6回目を迎えたチャングプログラムは、現在までに合計560社の中小開発会社が参加し、韓国のアプリ・ゲーム開発エコシステムの活性化に貢献してきた。2019年から2023年までの5年間、チャングプログラムに参加した開発会社は、協約期間内に売上高3,947億ウォン（約450億円）、新規雇用1,542人、資金調達1,476億ウォン（約168億円）の記録を達成した。特に、過去5期参加企業の場合、協約期間内の売上実績とアプリダウンロード数が、前年同期比でそれぞれ9%（941億ウォン、約107億円）、35%（1,400万件）増加した。また、海外進出に成功した企業の数も約2倍に増加するなど、プログラムの肯定的な効果を見せている。

中小ベンチャー企業部オ・ヨンジュ長官（左）とGoogle playキム・ジハマーケティングマネージャー（右）が表彰後、記念撮影をしている。

このような成果が認められ、この日のイベントでは、Google playキム・ジハマーケティングマネージャーがGoogle Korea（グーグルコリア）を代表して、チャングプログラム運営に貢献した功績として中小ベンチャー企業部長官の表彰を受賞した。

表彰を授与したオ・ヨンジュ中小ベンチャー企業部長官は、「Google playチャングプログラムの成功事例が見本となり、中小ベンチャー企業部の代表的な官民協力事業として定着した」とし、「今後も”チャング”という踏み台から、より多くの韓国開発会社がグローバル舞台で成功できるよう、中小ベンチャー企業部もきちんと支援する」と述べた。

今回開催されたチャングAlumni Dayイベントは、世界への玄関口である空港をテーマに開催された。チャングプログラムを通じた世界への旅を象徴する空港および飛行機のコンセプトの会場や、世界的なスタートアップ中心地であるシリコンバレーをヒントにしたネットワーキングホールなどを設置することで、海外市場に進出するK-アプリやゲームの旅路を印象深く表現した。この日のイベントには、歴代チャングプログラム参加開発会社に加え、Google Korea役職員、中小ベンチャー企業部および創業振興院関係者、ベンチャーキャピタル関係者、パブリッシャーなど約300人が参加し、業界のトレンドや海外進出のノウハウなどを交換した。

Google playパートナーシップ韓国総括のシン・ギョンジュン氏が歓迎の挨拶をしている。

今年のチャング第6期参加企業は、生活密着型AIを活用したり、海外市場での可能性を認められた開発会社が多く、これに関するセッションも多数行われた。Googleオ・チュンヒョンクラウドマネージャーは「グローバルAIトレンドおよびスタートアップのための活用戦略」をテーマにAI活用方法についてアドバイスし、Goodwater Capital（グッドウォーターキャピタル）オ・ジンソクパートナーは海外資金調達のための戦略的ノウハウを共有した。このほか、ベトナム、日本など海外市場で顕著な成果を出したチャング4期Hodoo labs（ホドゥラボ）のキム・ミンウ代表とAble Games（エイブルゲームズ）のキム・ドンウ代表が、開発会社セッションのパネルとして参加し、自身らのグローバル市場進出経験を共有する座談会も行われた。

2024チャングAlumni Dayで、Googleアジア太平洋地域プラットフォーム＆エコシステムマーケティング総括のシン・ギョンジャ氏が開会挨拶をしている。

Googleアジア太平洋地域プラットフォーム&エコシステムマーケティング総括であるシン・ギョンジャ氏は「チャングプログラムを通じて、韓国の優秀な開発者がグローバルスタートアップとして成長できることを非常に嬉しく思っている」とし、「国内外の資金調達はもちろん、成功的な海外進出に、より実質的な助けになるような方向に今後プログラムを発展させ、韓国の開発会社の成長に大きな助けになる」と明らかにした。