SOON ENTERTAINMENT、IPO主管社にハナ証券を選定...KOSDAQ上場準備に着手

SOON ENTERTAINMENT、IPO主管社にハナ証券を選定...KOSDAQ上場準備に着手

グローバルショートフォームビジネス企業であるSOON ENTERTAINMENT（スーンエンターテインメント）がハナ証券を企業公開(IPO)主管社に選定し、2025年下半期の上場予備審査の申請を目標にKOSDAQ（コスダック）上場準備に乗り出す。

SOON ENTERTAINMENTは2016年6月に設立したスタートアップで、2018年のTikTok（ティックトック）を筆頭にショートフォーム市場に進出した。放送・公演演出企画者出身のパク・チャンウ代表を中心に、企画と演出、映像撮影、マネジメントの経験を活かし、素早くショートフォーム市場に定着した。その結果、TikTok初の公式MCNパートナー社とメディアレップ社をはじめ、2019～2022年の今年のMCN企業1位（2022年ランキング選定終了）と、2021年の「今年のメディアレップ社」及びチャレンジ広告受賞などの成果を上げた。

ショートフォーム市場の成長とグローバル影響力の拡大の中で、SOON ENTERTAINMENTの売上は4年間で年平均2倍の成長率を記録し、2022年上半期にNAU IB Capital（ナウアイビーキャピタル）を中心にハラン技術投資、ナイス投資パートナーズ、FORTRESS INVESTMENT（フォートレスインベストメント）などのシリーズA投資ラウンドで約80億ウォン（約8億9,300万円）を調達した。2025年下半期には上場予備審査を申請する計画だ。

SOON ENTERTAINMENTの主な事業は、韓国内外の専属インフルエンサーを活用した広告、マネジメント、映像企画及び撮影、音源制作及び流通、グローバル進出、Eコマースなどがある。他にもショートフォームを活用したあらゆる事業を展開している。韓国内外の専属インフルエンサーであるTikTok（13億人）、YouTube（3億人）、Instagram（1.5億人）などのフォロワーと加入者の計約18億人の影響力を積極的に活用するためだ。

SOON ENTERTAINMENTのパク・チャンウ代表は「会社のネクストステップと言えるグローバル事業が昨年の会社売上の約40%を占めるほど成長し、コマース事業も会社独自のコマースプラットフォームである『Sunsyab（スンシャブ）』のオープンとsmaシューズブランドの買収などと相まって堅固な基盤を造成した」とし、「今年は上場を目標に売上をはじめとする直接的な数値に集中する計画だ」と話した。

2024年2月現在、韓国内外の180人以上のインフルエンサーと専属契約を結んでおり、主な韓国内のインフルエンサークリエイターはチョン・チャンハ、カリモバ・エリーナ、シアジウ、シンサマ、ノア、ケジミンら、韓国内に1000万人以上のフォロワー9人を有している。2022年からドイツ、フランス、イタリア、カザフスタン、キルギス、インドネシア、アルゼンチンなど9カ国でTikTokフォロワーランキングTOP5に入るインフルエンサーと韓国内独占契約を開始し、グローバルな影響力を持っている。

実際、韓国内約1万件以上のショートフォーム広告の執行と2022年のエバーランドワールドクリエイターハロウィン、文化体育観光部（省）が主催し、韓国国際文化交流振興院が主管した「2023同伴成長のステップ」など大規模なプロジェクトを実施した。昨年8月には、アジア6カ国（韓国、中国、インドネシア、シンガポール、マレーシア、タイ）を対象としたスペイン・マドリード観光庁のデジタル広報を受注し、第1四半期だけで全体の目標を達成した。

海外進出の準備も次第に加速している。昨年、香港法人とシンガポール専門法人の設立を完了。今年末までにインドネシア、ベトナム、マレーシア、タイ、フィリピン、米国、日本などに現地法人を設立する計画だ。

原文：https://platum.kr/archives/222264