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SNSマーケティングソリューション開発スタートアップ「maetel」、3.5億ウォンのシード資金調達

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SNSマーケティングソリューション開発スタートアップ「maetel」、3.5億ウォンのシード資金調達

韓国B2B企業のグローバル進出のためのSNSマーケティングソリューションを開発している「maetel(メテル)」が、sopoong Ventures(スプーンベンチャーズ)、The Ventures(ザベンチャーズ)、Mark&Company(マークアンドカンパニー)から3億5,000万ウォン(約4,000万円)規模のシード資金調達をした。

maetelは、世界最大のB2BソーシャルメディアであるLinkedIn(リンクトイン)を筆頭に、様々なマーケティングチャンネルでB2Bに特化したコンテンツマーケティングを進めることができるよう、独自の技術を開発した。この技術は、企業の潜在顧客を見つけ、彼らに最も効果的なコンテンツを発行し、そのコンテンツに基づき潜在顧客がどのようなコンテンツに関心があり、実際の潜在顧客である可能性がどのくらいあるかを予測する。営業担当者は成功可能性が高い顧客を対象に営業を行うことができ、営業成功率を高められる。

会社側は投資の背景に、初期企業でありながら売上基盤を持っていること、代表をはじめとする幹部が全員コンテンツ能力を持っていること、独自のコンテンツの生成技術を高度化し、持続的に研究開発する能力、さらに海外のトレンディなB2Bマーケティング方法論と需要創出(Demand Generation)方法論を韓国に適用させたことを挙げた。

今回の投資を主導したsopoong Venturesのチェ・ギョンヒ・パートナーは、「最近、B2Bをターゲットとするスタートアップが多くなり、少ない予算でも効率的に顧客を獲得する方法に関心が高まっている」とし、「maetelは、AI技術を基盤にLinkedInを通じて個人のチャンネルを強化する方法で顧客の獲得及び会社のポジティブなブランディングを支援するソリューションを構築した。ベータテストで初期顧客の獲得に成功し、成果を検証した点を高く評価した。今後、maetelが新たなマーケティング分野を開拓し、国家間の境界を越えようとする多くの企業の役に立つことを期待している」と話した。

maetelのキム・ジョセプ代表は「AI技術の発展により、文章で使用される言語の障壁は間もなく崩れ、誰でも簡単に海外の潜在的な顧客と話すことができる時代が来るだろう」とし、「その時代が来る前に、まず海外での認知度を積んでおかなければ、市場で比較優位に立ち、グローバル時代の競争力を左右することはできない」と話した。また、「韓国で需要創出(Demand Generation)マーケティングをコンサルティングし、サービスを作っていながら、韓国の優良企業が依然、国内に留まっていることが残念だった。今回の投資により、maetelのサービスをさらに高度化し、多くの企業が海外でも夢を実現できるよう支援していきたい」と意気込みを語った。



原文:https://platum.kr/archives/231219


/media/Platum
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Platum

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