RocheとWeavrcare、デジタル医薬品案内サービス開始
RocheとWeavrcare、デジタル医薬品案内サービス開始
Weavrcare(ウィーバーケア、旧MediBloc・メディブロック)がグローバル製薬企業である韓国Roche(ロシュ、以下Roche)と提携し、患者のための医薬品案内サービスを開始した。
WeavrcareとRocheは、2022年12月に最初の契約を締結、本プロジェクトを完了し、2023年に再契約を行った。このプロジェクトは、Weavrcareが運営している患者中心の医療情報モバイルサービス「medipass(メディパス)」で、患者が処方されたRocheの医薬品に関する情報をモバイル上で確認・管理できるサービスを提供する形だ。本プロジェクトを通じて、患者はmedipassと連動している病院で処方された薬の服用方法、副作用、注意事項などの案内を受けられるようになった。患者は、従来紙で渡され、紛失しやすかった薬に関する情報を、簡単かつ便利に保管し、これを参照することができるようになり、大きな利便性を持つようになった。
Weavrcareは2017年設立以来、患者が中心となるデータプラットフォームを構築してきた。代表的なサービスとしては、モバイル健康情報サービスである「medipass」と次世代電子医療情報システム(EMR)である「Dr.palette(ドクターパレット)」を成功裏に構築・拡張した。
Weavrcareのコ・ウギュン代表は「今回Rocheとのプロジェクトで、患者はより便利で安全に本人が処方された薬に関する正確で信頼できる情報を伝達することができるようになった」とし、「これを基に様々な機関や事業と協力し、患者のためのデータエコシステム構築に最善を尽くす」と付け加えた。
一方Weavrcareは、最新技術を基盤に個人中心の統合医療情報プラットフォームを構築している企業である。次世代EMRソリューションである「Dr.palette」をリリースし、医療機関や個人を通じて生成されたヘルスケアデータを、患者が直接安全に管理・活用できるヘルスケアモバイルアプリサービス「medipass」を運営している。
また、サムスンソウル病院、ソウル大病院、セブランス病院、カトリック中央医療院、そしてハーバード大学医学部の実習研修病院であるMGHなど、国内外の20の医療機関と活発に研究・開発を行い、その技術力が認められた。特に2018年に「Forbes(フォーブス)が選定した期待される韓国のスタートアップ10社」に選ばれたこともある。
原文:https://platum.kr/archives/227089
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