ニュース 2024.02.05

NAVER、2023年第4四半期の売上高2兆5,370億ウォン、営業利益4,055億ウォン記録

Platum 財務ウェブトゥーン Eコマースフィンテック

NAVER、2023年第4四半期の売上高2兆5,370億ウォン、営業利益4,055億ウォン記録

NAVER（ネイバー）が2023年第4四半期、売上高2兆5,370億ウォン（約2807億円）、営業利益4,055億ウォン（約448億円）、調整EBITDA 5,800億ウォン（約642億円）をそれぞれ記録した。

第4四半期連結売上高は、主要事業部門の成長に支えられ、前年同期比11.7％、前四半期比3.8％成長した2兆5,370億ウォン（約2807億円）を記録した。第4四半期の調整EBITDAは、特にウェブトゥーンの黒字転換とPoshmark（ポシュマーク）の利益拡大で、前年同期比19.2％、前四半期比5.3％増加し、歴代最高の5,800億ウォン（約642億円）を記録した。第4四半期連結営業利益は、前年同期比20.5％、前四半期比6.7％成長した4,055億ウォン（約448億円）を記録し、営業利益率が前四半期比上昇した16％を記録した。

これにより、2023年の年間売上高は前年比17.6％増加した9兆6,706億ウォン（約1兆695億円）を記録した。年間営業利益は、前年比14.1％増加した1兆4,888億ウォン（約1646億円）を、年間調整EBITDAは前年比18.4％増加した2兆1,338億ウォン（約2360億円）だ。

第4四半期事業部門別売上高は、サーチプラットフォーム9,283億ウォン（約1027億円）、コマース6,605億ウォン（約731億円）、フィンテック3,560億ウォン（約394億円）、コンテンツ4,663億ウォン（約516億円）、クラウド1,259億ウォン（約140億円）だ。

サーチプラットフォームは、検索広告の堅調な成長が続き、前年同期比1.3%、前四半期比3.3%増の9,283億ウォン（約1027億円）を記録した。NAVERは、生成型AI検索サービスCue:を11月末にPC統合検索に適用したのに続き、今年はモバイルにもテストを拡大する計画だ。

コマースは、Poshmarkの編入効果、KREAM（クリーム）の手数料率の引き上げとスマートストア全体の取引額の成長に加え、ブランドソリューションパッケージと到着保証サービスの収益化を開始し、前年同期比35.7%、前四半期比2.0%増の6,605億ウォン（約731億円）を記録した。第4四半期全体の取引額は、ブランドストアとサービス取引額の成長で前年同期比11.0％、前四半期比3.7％増加し、12.4兆ウォン（約1兆3724億円）を記録した。

フィンテックは前年同期比11.3%、前四半期比4.5%増加した3,560億ウォン（約394億円）を記録した。第4四半期決済額は前年同期比23.9％、前四半期比7.0％成長した16.3兆ウォン（約1兆8041億円）を記録した。

コンテンツはウェブトゥーンコンテンツとIP売上成長、SNOW（スノー）AI商品売上拡大などに支えられ、前年同期比6.6%、前四半期比7.2%増加した4,663億ウォン（約516億円）を記録した。グローバルWebトゥーン統合取引額は前年同期比9.3％成長した4,440億ウォン（約491億円）を記録し、様々な収益性改善努力で第4四半期および年間EBITDAは黒字転換を達成した。

クラウドは前年同期比13.3%、前四半期比1.8%成長した1,259億ウォン（約139億円）を記録した。

NAVERのチェ・スヨン代表は「2023年は、厳しい環境の中でも堅調な売上成長率を生み出し、慎重な費用執行による収益性強化に努めた一年だった」とし、「今年もNAVERはAIとデータを基盤に検索、コマースなど、中核事業の競争力強化に力を集中していく」と述べた。