全国のローカルクリエイターが済州（チェジュ）に集結

済州（チェジュ）で開かれた「2023年ローカルブランディングスクール for LOCALER」イベントが3日間の日程を終えて終了した。

済州（チェジュ）創造経済革新センターは2019年からローカルブランディングスクールを通じて地域の革新的なローカルクリエイターを発掘し、毎年ローカル企業の持続可能なブランディングを中心にプログラムを運営している。

今年のローカルブランディングスクールには、革新性と創造的な事業アイデアを兼ね備えた全国の中小企業44社が一堂に会した。このうち40社は2023年「強い小規模事業主成長支援事業」ローカルブランド1次オーディションを通過した企業達だ。これらの企業は全国から集まった1,294社の中から33対1の競争率を突破して選ばれた精鋭企業である。

イベント1日目には、小規模事業主向けの特別講義を行った。講義は、ローカル商品企画のA to Z、企業の生存不等式-原価・価格・価値、ドイツの日常で出会う持続可能なローカルブランディングの3つで構成された。

2日目は地元企業を巡るツアーが行われた。ZeroPointTrail（ゼロポイントトレイル）、 Colorlabjeju（カラーラボ済州）、SleepingLion（スリーピングライオン）、Jeju Beer（済州ビール）、D&DEPARTMENT JEJU（D&Dアパートメント済州）、REBIRTH（リバース）などの企業を見学し、済州（チェジュ）で成功したローカルビジネスを探求する時間を持った。

最後の3日目は、すべてのイベントを締めくくるミニ特別講義とワークショップが行われた。

済州（チェジュ）センターは中小ベンチャー企業部が主管する「ローカルクリエイター活性化支援事業」をはじめ、中小企業市場振興公団が主管する「強い小規模事業主成長支援事業」、「LIPS」プログラムの運営・協力機関に選定されている。これにより、ローカルクリエーターを発掘、育成を超え、起業家型小規模事業主として育成するためのプログラムを運営している。今後、「ローカルクリエイター活性化支援-強い小商工人成長支援事業-LIPS」とつながる成長体系を通じて、地域企業が安定的に資金を確保しながら、革新的な挑戦を継続できるよう支援していく方針だ。