「韓国初の民間ベンチャー・マザーファンド発足」 民間主導のベンチャー投資時代を開く
「韓国初の民間ベンチャー・マザーファンド発足」 民間主導のベンチャー投資時代を開く
Seoul Startup Hub(ソウルスタートアップハブ)スケールアップセンターで民間ベンチャー・マザーファンド第1号を造成する民間ベンチャー・マザーファンドの発足式が20日に開かれた。
ベンチャー・マザーファンドは、創業・ベンチャー企業に投資する多数のベンチャーファンドに出資する再間接ファンドを意味し、マザーファンドの安定性、拡張性、専門性などの強みを基に、民間資本のベンチャー投資市場への流入に貢献することが期待されている。
民間ベンチャー・マザーファンドの制度化後、ハナ金融グループが初めてファンド造成に乗り出し、本格的な民間ベンチャー・マザーファンド時代の幕開けを告げた。
民間ベンチャー・マザーファンドの第1号は、ハナ金融グループの100%出資により、計1,000億ウォン(約114億7,400万円)規模で造成される。10大超格差分野に重点的に出資・投資し、Hanaventures(ハナベンチャーズ)が10年間運用する計画だ。
今回のイベントは、中小ベンチャー企業部(省)とハナ金融グループが共に民間中心のベンチャーエコシステム転換のきっかけを作るという位置づけの「きっかけセレモニー」として行われた。
また、韓国ベンチャー投資とHanaventuresが業務協約を締結し、韓国の代表的な政策マザーファンドであるファンド・オブ・ファンズを18年間運用した韓国ベンチャー投資が、Hanaventuresにマザーファンドの運用ノウハウを伝授するなど、相互協力を約束した。
発足イベントの後、ベンチャーキャピタル業界や学界と共に民間ベンチャー・マザーファンドの発展方向性を議論するパネルディスカッションが行われた。
退職年金積立金のベンチャー投資組合への出資許可、税制優遇強化など、民間ベンチャー・マザーファンドの財源を厚く確保するための提言とともに、マザーファンドの大型化のための公募型民間ベンチャー・マザーファンド制度の導入の必要性などを議論した。
中小ベンチャー企業部のイ・ヨン長官は、「民間ベンチャー・マザーファンドは、長官就任後、ベンチャー企業家の視点で心血を注いで誕生させた最初のベンチャー政策だ。発表から1年で実際に結成までこぎつけることができ感激している。民間ベンチャー・マザーファンド1号は、民間主導のベンチャー投資市場を象徴する記念碑的なファンドとして、業界のマイルストーンの役割を果たすものと期待している。中小ベンチャー企業部も支援を惜しまない」と話した。
<画像=韓国・中小ベンチャー企業部のイ・ヨン長官(右)が20日、ソウル市江南区のSeoul Startup Hubスケールアップセンターで開かれた「民間ベンチャー・マザーファンド発足式」でハナ金融グループのハム・ヨンジュ会長と民間マザーファンドの発足セレモニーを行なっている。>
原文:https://platum.kr/archives/217635
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