「通り過ぎるだけで決済完了!」T-moneyが始めたタグレス決済サービスとは?
「通り過ぎるだけで決済完了!」T-moneyが始めたタグレス決済サービスとは?
次世代公共交通機関決済ソリューションとして、世界が認めた「タグレス」決済(タッチレス決済)サービスが韓国で始まった。
T-money(ティーマネー)が「タグレス(Tagless)決済」サービスを公式オープンした。T-moneyは、牛耳(ウイ)新設線軽電鉄を皮切りに、タグレス決済サービスの範囲を段階的に拡大していく予定だ。
「T-money タグレス決済」は、モバイルセンサー装置とBLE(Bluetooth Low Energey、低電力Bluetooth技術)技術を活用する。スマートフォンにタグレス決済機能が搭載された「モバイルT-money」アプリさえあれば、タグレス自動決済が可能だ。ゲート型決済端末にガントリー(Gantry :ドア型構造物)が設置された地下鉄ゲートで、Bluetoothで顧客のモバイルT-money情報を認識すると、自動的に料金が引き落とされる。利用者は、モバイルT-moneyアプリで「タグレス決済を使う」を設定するだけでよい。モバイルT-moneyは、累積会員が約2,000万人に達するほど国民アプリとして定着しているため、タグレス決済を希望する顧客は、新規アプリをダウンロードする必要がなく、より便利である。
T-moneyタグレス決済の自動決済方式は、公共交通機関の利用を簡素化し、より便利な利用が可能になる。携帯電話さえあれば、両手に荷物や傘を持っていても、杖や車椅子に乗っていても、機械操作が難しい子供やお年寄りでも、簡単に通り過ぎるだけで決済ができる。また、既存の交通カードや携帯電話のタグ決済と併用してサービスされるため、好きな方法で選択決済が可能で、タグレス決済機が設置されていない駅や、他の交通手段との乗り換えも可能だ。
T-moneyは6日から2週間(9月19日まで)、牛耳新設軽電鉄のタグレスゲートに広報担当者を配置し、現場広報とともにタグレス決済の使用に関する顧客の問い合わせに対応する予定だ。
T-moneyキム・テグク社長は、「次世代公共交通機関の革新をリードするタグレス決済の開始を知らせることができてうれしい」とし、「タグレス決済の急速な普及により、市民の”より便利な交通、より快適な移動”のために最善を尽くす」と所感を述べた。
一方、Tmoneyタグレス決済は、昨年6月にスペイン・バルセロナで行われた「2023世界公共交通協会総会(UITP Global Public Transport Summit)アワード」で新技術革新分野大賞を受賞した。
原文:https://platum.kr/archives/213201
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